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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

リベラル21

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長島愛生園  明石海人さん「白描」1939年


紫雲英野

巳にして葬りのことも済めりとか父なる我にかかはりもなく




ながらへてかたゐの我や己が子の死しゆくをだにうべなはむとす




世の常の父子なりせばこころゆく嘆きはあらむかかる際にも





島の療養所

蔦わか葉陽に透く朝を窓ぎはの試視力表はほのかに青む




父母のえらび給ひし名をすててここの島の院に棲むべくは来ぬ




監房に罵りわらふもの狂ひ夜深く醒めてその声を聴く




幾山河

遇遇を逢ひ見る兄が在りし日の父さながらのものの言ひざま




ゆくりなく映画にみればふるさとの海に十年のうつろひはなし




鬼豆

年祝ぎのよそほひもなく島の院に百八つの鐘ただ静かなり




元日をきたる年賀の文ふたつうちのひとつはふるさとの子より



2030年 農業の旅→ranking

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長島愛生園  明石海人さん「白描」1939年



癩は天刑である。

加わるしもとの一つ一つに、嗚咽し慟哭しあるひは呻吟しながら、私は苦患の闇をかき捜って一縷の光を渇き求めた。

━━深海に生きる魚族のやうに、自らが燃えなければ何処にも光はない━━さう感じ得たのは病がすでに膏肓に入ってからであった。

齢三十を超えて短歌を学び、あらためて己れを見、人を見、山川草木を見るに及んで、己が棲む大地の如何に美しく、また激しいかを身をもって感じ、積年の苦渋をその一首一首に放射して時には流涕し時には鼓舞しながら、肉身に生きる己れを祝福した。

人の世を脱れて人の世を知り、骨肉と離れて愛を信じ、明を失っては内にひらく青山白雲をも見た。

癩はまた天啓でもあった。



診断

そむけたる医師の眼をにくみつつうべなひ難きこころ昂ぶる




看護婦のなぐさめ言も聞きあへぬ忿にも似るこの侘しさを




診断を今はうたがはず春まひる癩に堕ちし身の影をぞ踏む




人間の類を逐はれて今日を見る狙仙が猿のむげなる清さ




陸橋を揺り過ぐる夜の汽車幾つ死にたくもなく我の佇む




妻は母に母は父に言ふわが病襖へだててその声を聞く




職を罷め籠る日ごとを幼等はおのもおのもに我に親しむ




癩わが命を惜しむ明暮を子等がゑまひの激しくもあるか




さらばとてむづかる吾子をあやしつつつくる笑顔に妻を泣かしむ




鉄橋へかかる車室のとどろきに憚からず呼ぶ妻子がその名は




窓の外はなじみなき山の相となり眼をふせて切符に見入りぬ




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栗生楽泉園  川島多一さん(3)




新藁に方苞納豆を灯の下に詰めいし母の面影顕ちくる




再会を共に喜び桑子先生は萎えし我が手を包む如く握る




姪甥らに話聞きおれば夢の如く時は過ぎ汝らは帰り支度始む




友の手に洗いし墓碑は湯の沢当時の明星団の人の暮らしという




麦畑の続く農道にて高高と奴凧揚げし少年の記憶甦る




川島多一さんの略歴
大正2年生まれ。昭和9年栗生楽泉園入園。「高原」に出詠。『山霧』(昭和41年)『棕櫚の葉』(昭和53年)『冬の花』(昭和53年)『ハンセン療養所歌人全集』(昭和63年)『凍雪』(昭和63年)『高原短歌会合同歌集』(平成4年)



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ホワイトシチュー


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久しぶりに牛乳を買った。何に使おうかと考えたら、ホワイトシチューしか思い浮かばなかった。

熱した鍋に大さじ1の油を入れ、ニンニク1片の薄切り、15秒湯通しした豚肉100g、タマネギの順に炒め、タマネギが少ししんなりしたら、残りの野菜(ジャガイモ、ニンジン、カブ、グリンピース、シイタケ)を入れ、全体に油がまわったら火を止めて大さじ4~5の薄力粉を入れて混ぜ、牛乳を入れ、コンソメ2個を入れて点火する。混ぜながら、4分ほどで煮立ってきたら、弱火にして25分ほど煮て、塩・胡椒で味付けして出来上がり。「シチューの素はもういらない!これでOK」を参考にした。

吹きこぼれるの少し蓋を開けて煮た。そして牛乳は一度に入れると吹きこぼれやすいので、4回ほどに分けて追加し、水は入れずに牛乳1パックを全て入れた。

明日、リメイクしてグラタンかパスタに使うつもりで、多めに作った。



小魚のポン酢浸し   
   
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小魚は15秒湯通しして冷水にとり、水気を切ってお椀に入れ、ポン酢を注いで出来上がり。



レタス、紫ミズナ、ロケット、イタリアンパセリのサラダ

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手作りドレッシング(醤油大さじ2、酢とみりんを各大さじ1、ゴマ油小さじ1、生姜一片をすりおろして混ぜる)で。


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在65才、農業歴29年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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