

出荷仲間はすっかり秋冬野菜に衣替えしているのに、ボクはまだエンサイだ、ツルムラサキだという夏野菜をしぶとく出し続けている。出荷できる秋冬野菜があまりないから。
(今日の出荷)
キクイモ11袋、キュウリ1袋、オクラ3袋、インゲン3袋、レタス16袋、ツルムラサキ11袋、エンサイ14袋。全部売れても6千円ほどの荷。
月曜日に出荷したキクイモがほとんど売れ残っていた。掘って1日が経過すると表面(外観)が劣化するという悲しい宿命を背負った芋だと思う。
この芋のおいしさを大多数の消費者は知らない。
元々、家畜の餌用に作っているのだから、売れなくても他の作物のようなショックはない。ただ、選別に費やした時間が惜しい。

3時半頃に田んぼに出たら、ヤギが矢のような督促をするので走って放牧場へ行き、すぐそばの竹藪の竹につないだ。ニワトリには「表情」がないので、いつもヤギの後回しになって損をしている。
多くの野菜が栄養失調のような様相になっている。メタン菌液肥だけでなく、15年ほど前に購入していたような「堆肥の購入」を視野に入れる必要があるかもしれない。近所の家庭菜園の人は数軒、町内の酪農家から2トン車で堆肥を運んでもらっている。
「ホウレンソウ」と「サラダミズナ」の苗はあがっているのに、肝心の定植場所の準備ができていない。22日の土曜日の夜7時前後に30分ほど降った、バケツをひっくり返したような雨がいまだに応えている。
作付は22アールでも、田んぼ全体の面積は45アールあり、結局45アールの世話が必要になっている。