金曜日のキクイモ34袋のうち6袋売れ残っていた。1日平均9袋売れている。
もっと売れてもいい、おいしい芋だが、たった1日のことで外観が劣化する。掘り上げて日数が経過したみたいに茶色の線が等高線状に入り、芽の所が紫色がかる。
洗ってもいないのに、こんなに短期間で外観が劣化するようでは、直売所ではなかなか売れない。この芋はやはり「ワンパック」と「家畜の餌用」と「家庭菜園」の3通りしか生き残る道はないのかも知れない。
ツルムラサキ21袋、エンサイ10袋を含め、他の野菜は完売だった。秋冬野菜が高いので、終わりが近い春夏野菜でもよく売れる。
ニンニク(ワンパックのサービス品用)、ラッキョ(自給用)、ワケギを植えた。いずれも軽四の車庫に吊り下げて保存していた。
手前の地這いキュウリは2度にわたる浸水にもかかわらず、9月5日頃から40日ほどよく生った。インゲンは3~4割しか成育しなかった。
(今日の出荷)
サトイモ5袋×200円=1000円
キクイモ12袋×100円=1200円
キュウリ8袋×120円=960円
オクラ4袋×110円=440円
インゲン8袋×120円=960円
ツルムラサキ19袋×120円=2280円
合計6840円
サトイモやキクイモは、ツルムラサキやエンサイに比べて、収穫出荷に4~5倍の手間がかかる。それでも、ワンパックと家畜用(キクイモ)と自給用にどうしても必要な芋だから必ず作る。その残りを出荷するのだから採算が悪くてもあまり気にならない。ただし、出荷用にたくさん作ると「採算割れ」がはなはだしい。
このうえサトイモやキクイモを洗う必要があるなら、ボクは直売所への出荷はしない。