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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

ぴんとこない


(8月15日朝日新聞社説 一部抜粋)

ひめゆり資料館は今年、開館30周年を迎え、新たな課題に直面している。最近、来館者の感想に「ぴんとこない」との言葉があった。戦争が遠い昔の出来事に思われていると、館長の普天間朝佳さん(59)は言う。

99年度に100万人超だった入館者数は18年度は約53万人まで減った。修学旅行も減少傾向にある。その流れを変えたいと、来夏に「さらに、戦争から遠くなった世代に向けて」というテーマでリニューアルする。



ぼくも50代の中頃、ブログのネタに長島愛生園に行き、歴史館も見学したが、歴史館はどうも「ぴんとこなかった」。

ぴんときたのは、

(1)元ハンセン病患者の講演を愛生園で聞いた時

(2)元ハンセン病患者から本を2冊もらって読んだ時

(3)患者自治会事務所の図書室で本を借りて読んだ時

数人の講演や、これらの本が心に沁みた。


いわゆる「箱もの」ではなく、一篇の詩に心を動かされることもある。


ひめゆり資料館には無くて、ハンセン病療養所にあるのは、厖大な数の文学である。これを前面に押し出せば、必ず、深く追求していく人が現れる。


世界遺産登録の活動はぼくにはよくわからないが、もっと直接的に訴えることができるのは、詩や短歌や随筆を朗読したり紹介したりできる「人」を育てることが、将来にわたってハンセン病問題を追及することにつながる。




こんな資料館もあるらしい。朝日新聞8月15日「ひと」欄

「ふれてください戦争に」を著した戦争資料館の副館長
武富 慈海さん(70)


軍服や日章旗、飯盒、千人針など無数の戦争遺品が20畳のプレハブを埋め尽くす。「手をふれて下さい」と紙に書かれている。

福岡県小竹町の「兵士・庶民の戦争資料館」。従軍が7年にも及んだ父の登己男さんが、戦争の理不尽さを伝えようと、私費を投じて設立した。自身が持ち帰ったものや収集・寄贈の品々が並ぶ。

「戦争の実相を知るには戦場をくぐったモノを見て触れること」

その信念を貫いてきた資料館が40周年を迎え、「ふれてください戦争に」(燦葉出版社)を今月出版した。3千点にのぼる収蔵品のうち110点余りを解説した。

入場無料の家族経営。当初から裏方で支えてきた。2002年に登己男さんが死去し、母智子さん(93)が館長、自身は副館長に。最近は母に代わり、館の運営から外での講演まで多忙な日々を送る。

来館者には決まって、重さ1キロの鉄帽、5キロの重し入り背嚢を身に着けてもらう。「行軍中は50キロ近くあったそうです」

児童養護施設の元職員。33年間で身寄りのない800人を社会に送り出した。「この子たちを再び戦場に送らない」。その思いが原動力だ。50歳で得度し、戦争犠牲者への供養を欠かさない。

来館者は年に約800人。ネットで知ったという若者が増えてきた。父の遺志を刻み込んだ著書は「若い世代にこそ読んでほしい」。



ひめゆり資料館  

長島愛生園・邑久光明園・大島青松園 瀬戸内3園の世界遺産登録運動 

兵士・庶民の戦争資料館

それぞれいろんな取り組み方をしている。「人の心に響く」かどうかがポイント。


2030年 農業の旅→ranking





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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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