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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

専門作物とヤギ

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 炭焼きは、炭窯(画像の2つ)を作っただけで終わった。トータルで十数回しか焼かなかった。
(1)ドラム缶窯でも、材料の切り出しと寸法に切るために半日ほどの時間を要した。
(2)焼き始めて、窯止め(焚くのを止める)、窯出し、保存に結構手間がかかった。
(3)販路の獲得が難しかった。
(4)要する時間を考えると採算が全く合わなかった。
(5)一連の工程に不得意な作業が何ヶ所かあった。
 以上のことが理由で続けることができなかった。

 
 専門作物も結局、持てなかった。19年間も農業をしてきたのだから、チャンスやタイミングはいくらでもあったはずなのに。
(1)特定の作物の販路をどう開拓すればいいのかわからなかった。
(2)農協や市場ではなく、直接の販路しか売りたくなかった。
(3)野菜の中でも、多量に作れそうなのは5作物しか思い浮かばなかった。
(4)しばらくはワンパックと並行して続ける必要があった。
(5)専門作物を軌道にのせる自信がなかった。
(6)あめんぼ通信が不必要になる状況は避けたかった。
(7)作物を絞り、技術を追求する方向に興味が持てなかった。
 多分これらの理由は、自分の心の計らい事。19年間に変えれなかったことが現実であり、能力がなかった、もしくは、そうしたくなかったのである。

 農業がひらめいた後の2年間の準備期間中に、特定の専門作物を持つことにどうしても自信がなく、ワンパック宅配を知った時に始めて「自分の農業はこれ」と直感した。それがずっと今でも続いている。途中、何度か岐路があったが、専門作物への移行ができなかった。

 ヤギのような導入の仕方にならないと、専門作物も導入できないのかも知れない。つまり、わけのわからないうちに(実際をよく知らないうちに)、トントン拍子で進んでいくという状況・・・。

 そして導入後に、いくつかの「負の側面」を始めて実感し、それでも、乗りかかった船だから(専門作物の場合は大きな投資をしたから)、もう下船もできず、前え前えと進むしかない。

 安易な選択であったとしても、計画的に進めた選択であったとしても、多大な時間や、多大なカネを投資した以上、簡単に放棄すると「大きな挫折」だけが残る。
    
  
 

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 タマネギに今のところは病気の兆候は全く見えない。しかし毎年4月中下旬頃から病気が見え始め、たった2週間ほどで蔓延し、5月中旬頃には無残な姿をさらけ出す。

 タマネギを完全無農薬で貫くことは難しい作物だと思う。ただ、何十年も完全無農薬を続けて、それでいて見事なタマネギを作っている人も中にはいる。しかし極少数の人だと思う。使っている肥料、土質、作っている場所(寒暖の差が大きいとか、高原地帯であるとか、湿気ない斜面であるとか)等が影響していると思う。

 アブラナ科野菜以外は農薬を使っていないが、タマネギやジャガイモのような作物に対して、果たして、病虫害をそのまま見過ごし続けていいのだろうか、いつもこの時期には疑問に思う。


 
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 今朝見たら、ナンキンやスイートバジルを蒔いた温床に害獣が侵入して、ポットがこかされたり、苗箱の上を踏みつけられていた。多分、ヌートりアの仕業と思う。一昨年も同じ被害に会い、それが理由で去年は一部の育苗を業者に依頼したが、今年また同じ被害に会った。
 発芽状況を見て対応する必要がある。

  
  
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 田んぼがよく乾いていたので、昨日、ポンプアップしてエンドウとレタスに水遣りをしたが、今日は雨が降った。
 植え付け後、ほとんど雨がなかったジャガイモにもいい雨だった。
  
   
 

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 私用で出かけるため、7時過ぎに小屋から出し、帰ってきたのは3時半頃だった。田んぼに着くと、うらめしそうにこっちを見た。朝は雨が降っていなかったが、その後しとしと降り、ずぶ濡れだった。
 すぐに小屋に戻し、タオルで拭いた。

  
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 やはり、雨が嫌だったのか、小屋に戻すと外(遊び場)に出ようとしなかった。 
 

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 雨に打たれながらでは、こういうポーズでリラックスできなかったかも知れない。

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麦の様子で、つないだ箇所がわかる。

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 朝、田んぼに到着した時や、夕暮れに帰る時、こういうポーズをしてくれる。エンジン音に反応してだと思う。


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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