FC2ブログ

あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

折々のことば


 朝日新聞7月20日 折々のことば 鷲田清一


作家の仕事は複雑なものを複雑なままに表現することだと思っています。
(高橋源一郎)

現在の人間だけでなく、死んだ人、これから生まれてくる人のことも併せ考えること。生死を超えて感知するこの「繊細なアンテナ」は、短期の利害にしか関心のない資本主義の思考とは異質だと作家は言う。民族間の軋みも政治の問題に還元するのではなく、その場の複雑さを丹念に描くことから始めねばと。


短期の利害にしか関心のない資本主義の思考・・・ぼくを含めて、多くの人は知らん間に、そういう思考になっていると思う。

多少の時間的

多少の精神的

多少の経済的 

これらの余裕がないと、目先のことしか考えられなくなる。60代後半に入っているのに、ぼくはこの3つのどれとも縁がない。



ハイウエーを車で疾走しながら、いつの間にか道路が寸断されていて、真っ逆さまに落ちていくような感じ・・・こんな風な人生の幕切れになるかも知れない。


さようならを言う間もなく

すでに亡くなった親しかった人を思い出す余裕もなく

自分の過去をふりかえる余裕もなく

ただ、前だけを見て、何かに依存しながら、何かに夢中になっていないと、自分が崩れてしまいそうな・・・



何かを残そうというのでもない

何かを表現しようというのでもない

何かを伝えようというのでもない

ただ、この世に存在していたという事実は誰かの記憶に残る



この世に縁があって出会った人、それは相手にとっても、自分にとっても、いいことばかりではなかった。


そんなことも走馬灯のように過ぎ去って、今度は自分が人生の幕切れに近づきつつあるのに、それを遠ざけて遠ざけて、今をひたすらに生きる。


立ち止まってよそ見をする余裕はない。


それでも他の世代の人から見たら、最もいい時代を生きたと言えるかも知れない。


1世代前の人は戦争に徴集された。


1世代後の人はロストジェネレーションの世代である。



2030年 農業の旅→ranking



このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム

月別アーカイブ