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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

ミツバチの見回り


土曜、日曜のない生活を長くしてきたが、それが苦にならなかったのは、農業に「遊び」の要素が多いからだろう。


単一作物ではなく、少量多種類を作るという農業形態も「遊び」の要素が多い。


ニワトリやミツバチも気持ちを和ませてくれる。


だから、田んぼと家の単純な往復の日々でも、毎朝、田んぼに行くのが楽しい。


野菜を見回り、ニワトリに餌をやり、ミツバチの様子を見回る。



自然界においては、ミツバチは分蜂しても25%しか翌春を迎えることができないのではなかろうか。だから4回分蜂すると1群だけは残って、それを繰り返しながら数千年の歴史を刻んできたのだろう。


ミツバチを飼う人がこんなに増えたのは、ひとえに「ネットの普及」の影響だろう。誰でも簡単にミツバチ(日本ミツバチ)が飼えるということがわかった。


自然界では25%しか生き残れなくても、人の手が加わることによって、50~70%に生存率がアップすると、「過密」のような状態にもなる。


ある一種が増えすぎると、自然界ではバランス機能が働いて、たとえばミツバチを餌にする大スズメバチ等が増えるだろう。


現在11群いるが、ぼくの手が加わる(定期的な掃除や、スペースを広くする継ぎ箱、大スズメバチの撃退、蜘蛛の巣払い等)ことによって、70%の8群前後は翌春を迎えることが出来るだろう。


そうなったら、自分の所ではこれ以上は増やせない。2キロ以上の遠方にピューンと一団で飛んでいってくれたらいいが、今まで見て来て、そういう移動の仕方はなくて、ゆっくりゆっくり円を描くような形で移動していくので、遠方へ行ったとは、とても思えない。


ただ、そうやって去って行った分蜂群は、人の手が加わらない限り、25%ほどしか残らないと思うから、当地周辺で蜜蜂密度が高くなるという心配は、さほど気に病む必要はないかも知れない。



11群もいると、見回りは本当に楽しいので、農作業の時間を侵食している。


いろんな人の援助があって、理系センスゼロの自分が、文系センスだけで飼うことができている。


あなどるなかれ・・・。農業も、ニワトリも、ミツバチも、亡くなったヤギにおいても、文系センスなしでは、うまくいかないだろう。




こんなにミツバチが増えて(増やして)、来春はどうしようと考え続けているが、杞憂に終ってくれるかもしれない。

自然界はある一つの種をその地域の限度以上には増やさない力が働くのではないだろうか。




2030年 農業の旅→ranking






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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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