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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

分を知る

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農業でも「鶏口となるも牛後となるなかれ」は通じる。つまり、同じ土俵で勝負してはいけないこともある。

人にはそれぞれ持分がある。100万円コースの農業しかできない人もいれば、200万円コースが進める人、500万円超のコースが進める人、それぞれである。早く自分の「分を知る」ことも大事である。 「分を知る」と、自分の進む方向も見えてくる。 


6回目の畝間潅水をした。前回は8月19日だったので、今回は11日間あいた。

時間は3時55分~4時40分までの45分間。

今さらながら、作物の水の要求量の多さに気づかされる。畝間潅水を止めると1時間ほどで水は地下に吸い込まれてしまうが、これだけの水を与えても「根腐れ」などは生じない。

今日は畝間に「メタン菌液肥」を流し込んだ。「春夏作の追肥」はこういう形が楽でいいなと思った。

メタン菌液肥の有効活用は、作物に肥料を与えることの少ない6月、7月の2か月間(春夏作と秋冬作のちょうど中間の季節だから)に、いかに寝かさないようにメタン菌液肥を頻繁に使うかだと思う。6月、7月は8月ほどではないが、メタン菌が活発に動き発酵を促す時期でもある。

つまり秋冬作に必要な肥料散布は、6月、7月にできれば終わらせたい。



現在は日本中のどこに行っても直売所があるが、直売所の歴史はまだ10年にもならない。つまり10年前には直売所などほとんどなかった。

美作町の宇野さんは現在は直売所に出荷されているが、60才頃までの40年間は独力で販路を開拓されていた。長く「イチゴの宇野農園」として有名であり、新聞に時々紹介されていたので20年ほどから名前だけは知っていた。

技術力もさることながら、一般農家にはない「営業力」で中間業者など通さず、業務用や個人の顧客に直接に売っていた。


今年の冬はホウレンソウに関して宇野さんに師事したい。 
トマトやキュウリに関しては現在以上には作る気がしない。
ハウスがないので、シュンギクは増やせない。

コマツナやサラダミズナのようなアブラナ科野菜は虫害が多すぎる。

他の作物も、今作っている以上は作る気がしない。

結局残ったのはホウレンソウだけだった。

ホウレンソウは技術系の野菜ではなく「手数の野菜」だと思った。そして病気もなく害虫もこず、耐寒性も滅法強い。「播種機」を使わないという点も自分に向いていると思った。

春夏作に関しては現在の種類と作付量でほぼ手いっぱいであり、利益率は悪かろうと、作る上で負担にならないので現状維持を続けたい。逆に秋冬作に関しては、年明け以降に出荷できそうな野菜は少ない。この空白をホウレンソウが埋めてくれるだろう。ただ宇野さんの10分の1(288穴の連結ポット10ケース)ほどしか蒔けないと思う。


農業でも「鶏口となるも牛後となるなかれ」は通じる。つまり、同じ土俵で勝負してはいけないこともある。

人にはそれぞれ持分がある。100万円コースの農業しかできない人もいれば、200万円コースが進める人、500万円超のコースが進める人、それぞれである。早く自分の「分を知る」ことも大事である。 「分を知る」と、自分の進む方向も見えてくる。 

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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