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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

メールを頂きましたが・・・

       
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ミツバチの見回りに山に上がったら、足元にアブラゼミが落ちてきた。よく見たら交尾中だった。手のひらにのせても離れようとしない。山から下りるまでこの状態だった。

当地ではクマゼミはあまり見ず、アブラゼミがほとんど。




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画像がちょっと鮮明でないが、桑の木でスズメバチがカミキリムシを食べているのを見て、ちょっと驚いた。こんな甲羅の硬い虫まで食べるんだ。


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その後、ハッサクの木で青虫のようなぶにょぶにょした虫を食べているスズメバチを見てまたもびっくり。こんなものも好物なんだ。

人に対して攻撃的なので悪役のイメージが強いが、害虫を食べてくれる肉食の益虫である。


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フェイジョアの木にいたカミキリムシと、ユズの木にいたカミキリムシ。


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先日の消し炭を米袋に収納したら1袋半あった。今年の冬に作った消し炭はまだ50袋以上が納屋に残っている。


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ヤギは小屋の中には糞尿をしない。コンパネを置いているだけで、その上に枯草等は敷いていない。夏は枯草を敷かない方が涼しいし、枯草を置くと糞尿をすることがある。

   
   
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ニワトリを引き取ってもらった友人に発酵飼料を1袋もらっていた。コゴメがなくなり発酵飼料を与え始めたら、翌日から産卵率が2倍になった。毎日3~4個しか産んでいなかったのに連日8個も。メスは18羽なので5割近い産卵率である。

この飼料はとても良い香りがして、上に白い菌もはびこっている。20キロ入りで、袋の説明書きには、
『良質の租繊維にビール醸造副産物、穀類、糟糖類、糖蜜を配合し、ポリエチレン袋に詰めて乳酸発酵をさせていますので嗜好性に秀れ、腹作りに必要な第一胃内の微生物の活動を活発にして養分の分解、有機物の生産、ビタミンの合成など大切な作用を助け、スムーズな増体が期待できる飼料です』と書いてあった。

和牛用の飼料のようだが、コメリで買っているニワトリ用の飼料よりはるかに産卵に効果的だと思った。どちらも20キロ入りなので、発酵飼料の保存性と価格を聞いて、この飼料に変えようかと思う。

ただし、これらの飼料はあくまで補助飼料であり、主体は野菜残渣である。重量割合にして購入飼料は毎日1キロ弱(1袋購入して20日間はもたす)で、野菜残渣は毎日5~7キロくらい。今の時期は韓国カボチャ、劣化したナンキン、トウガンくず、劣化したタマネギ、エンサイ、その他雑草を与えている。
 
    
  

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地這いキュウリは18本定植したが、「ネキリムシの被害」も「ウリバエの被害」も全く受けていない。年あるいは時期もしくは田んぼによっては、大きな被害が出ることもある。ただ、ウリバエの被害はサンサンネットで覆えば簡単に防げるし、ネキリムシの被害は1~2割までなら許容範囲である。

この時期のキュウリは種を蒔いてから40日~43日で収穫が始まる。
  
    
     
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すでにメタン菌液肥はできあがっているので、早く使って次を仕込みたいが、田んぼの準備が進まない。乾きすぎて土ぼこりがするので乗用トラクタが使えず、夕立ちを待っている状態だがその一雨もない。お盆が過ぎても雨が降らなければ、これ以上は耕運せず畝立てをしてとにかく液肥を使い、次の仕込みを急ぐ必要がある。     
     
 

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昨日早朝に内検したら、左の巣箱は7月16日に1箱を継ぎ箱したにもかかわらず、すでに台座近くまで巣が伸びていた。巣門のついた扉を開けたら蜂球が見えたので、ふうっと息を吐いて蜂をよけさせたら、巣の先が台座の上4~5センチの所まで迫っていた。

もう1箱継ぎ箱をして6.5箱にするか、1箱採蜜してから1箱継ぎ箱するか迷い、詳しい人に聞いたら、暑さのピークが過ぎる9月上旬頃まで待ち、最上段の1箱を採蜜した方がいいと言われた。この巣箱は去年からまだ1度も採蜜をしたことがないが、スムシ防除の観点からも、ここで採蜜をした方がいいらしい。 
  


これから農業を始めたいという人からメールを頂きましたが・・・

「200万稼ぐのは無理かもしれないが、150万ほどなら何とか稼げるのではなかろうか」。就農準備期間中にそんなイメージをしたが、現実にはその半分しか稼げなかった。

最初はハウスで花栽培を考え、ハウスの借金も考えたが、「借金して農業収入で払えるん」と家人に詰問され、自信がなくなりあきらめた。

有機農業、提携栽培、顧客との顔の見える関係という農業形態を知ったのは、就農準備期間中のことだった。その時は有機農業という言葉の意味もはっきり知らず、「土と健康」、「自然食通信」という2冊の本をもらってから、その農業形態に引き込まれるようになった。

この農業形態は、元手もいらない、機械もハウスも必要ない、旬のものを旬に作るだけ、農薬も化学肥料も使わない(いうなれば放任栽培)、消費者に直接販売する、少量多品目栽培、ニワトリが必須という形態だった。「これなら自分にもできる」と初めて実感できた。

25年ほど前、都会からIターンで岡山県に来て有機農業を始めた人たちが親睦の意味で月に1回集まっていたが、その会に来ないかと誘われて行かせてもらうようになった。Iターン者は全部で6人いたが、そのうち4人はすでに主たる収入が農業以外の仕事になり、現在も農業を続けているのは2人(2家族)だけである。農業の現実はこれほど厳しい。 
 
一つの作物を大規模(大量)に作る方法は、自分にできるとは思えなかった。だから市場出荷(農協出荷)できるような野菜は到底作れず、自分で売るしかなかった。

当時は直売所などまだなかったので、自分で売るには軽四で引き売りするしかなかった。引き売りしながら地元で「提携(旬の野菜10種類ほどをセットにして売る)」の顧客を探した。

野菜作りは全くといっていいほど進歩しなかった。路地放任栽培というか、まさに農薬も化学肥料もほとんど使わない「ほったらかし農業」を長く続けた。ただ肥料に関しては初期は堆肥作りをせっせとし、その後は酪農家から2トン車で堆肥を購入するようになり、友人から鶏糞をもらったりもした。井戸ができてからはメタン菌液肥が主体になった。

野菜はそこそこできた。ワンパックにはそれで十分まにあったので、その農法を続けてきた。

ピオーネが10アールで80万円にもなるなら、とても採算がいいと思う。イチジクでは60万ほどと聞いたことがある。野菜では40万にするのは難しいのではなかろうか。

言われるようなコンサルタントなどとてもできない。家庭菜園より面積は少し広いが、定年帰農型のような農業をしてきたから。

市場出荷(農協出荷)するなら、かなり大規模に作る必要があると思う。産直(直売所)出荷なら、自宅から比較的近く、安売り合戦になっていない、自分がぎりぎり譲歩できる単価で完売できるような直売所でないと早晩続かなくなると思う。

消費者直販なら、自分で売り先を確保する営業が必要だし、顧客に長く続けてもらうのは、顧客の新規獲得よりはるかに難しい。 

定年後にその地域で産地形成されているイチジク栽培を始め、わずか3年ほどで軌道にのせ、現在もどんどん規模拡大中の人を知っているし、野菜なら、わずか2年ほどの間にボクのレベルなど並ぶまもなく追い抜いて行った人を何人も見てきた。 

これといった専門作物はなく、どんな作物でもある一定の数を超えると、自分の場合は途端に難しくなる。例えばナスビなら20本、ピーマンなら30本くらいで、これがナスビ40本、ピーマン50本となると今の作り方では到底作れない。剪定の仕方、支柱の仕方、誘引の仕方を始めから学ぶ必要があるだろう。 

100万円の攻防の農業と、200万円の攻防の農業では全く違うと思う。自分には200万の攻防の農業がどういうイメージになるのか想像もシミュレーションもできない。 

2030年 農業の旅→
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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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