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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

オクラ対ツルムラサキ

  
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天日乾燥が終わって、状態がよくないのをはねたら25個ほどあったので、いい状態の繭は結局250個ほどになった。

黄色6個、白10個の合わせて16個ずつあげたとしても、15人に配れる。ワンパックに入れたりして、これくらいならさばけるだろう。
 
蚕を飼うスペース、餌やりの手間、天日乾燥の手間、さばく手間等を考慮したら、やっぱり300~350頭が限界だと思った。そして年に2回飼うのは無理で、末永く楽しもうと思ったら年1回だけ飼うのが適切だと思った。

そして孵化予定日は今年より2週間遅らせて6月20日頃がいいと思った。天日乾燥をうまくするには7月15日頃に繭になるのがよい。繭を干すのは7月25日頃から。



エンサイとツルムラサキ

都市在住で非農家なら、エンサイとツルムラサキという夏の葉野菜は、あまり目にしたことがないかもしれません。農業をスタートした年に初めて作ったこれらの野菜は、成長のすごさと、収穫期間の長さと、害虫が来ないことと、加えて「おいしい」ことに、かなり衝撃を受けた。それまで、こんな野菜は見たことも食べたこともなかったから。

そして22年後の今でも、集落の家庭菜園でほとんど作られていないことが不思議でならない。

なぜこの2種類がメジャーに昇格しないだろうか。キュウリ、ナスビ、ピーマン、トマト、ナンキン等の果菜類が豊富にあるから、夏に葉野菜など不必要なのだろうか。それは明らかに「食べず嫌い」で、何回か食べれば「やみつき」になると思う。

エンサイかツルムラサキのどちらかを、我が家では夏の間、毎日のように食べている。「夏場のホウレンソウ」と言われ、栄養価も高い。

この2種類がなぜ害虫の被害を受けないのかも不思議である。盛夏でも農薬とは無縁であり、そして「初霜の頃まで」収穫が続くという、まさに驚異的な葉野菜である。

スーパーではあまり目にしなくても 、直売所ではすでにメジャーである。1日に少なくとも15~20袋は売れている。作りやすいので生産者の間ではすでに過当競争気味になっている。 


直売所は週に3回出荷しているが、1回の出荷目標は、
スイートバジル5袋
モロヘイヤ10袋
ピーマン15袋
エンサイ15袋
青シソ15袋
ツルムラサキ30袋
オクラ30袋(これだけは毎日収穫するので2日分)
合計で120袋

ツルムラサキとオクラでは、ツルムラサキの方が2倍以上も 利益率が高い。理由は、 
(1)作付面積は同じ
(2)収穫時間はオクラは20分×2日間=40分。ツルムラサキは1回で20分
(3)オクラ110円×30袋=3300円。ツルムラサキ120円×30袋=3600円
(4)オクラの収穫期間は10月中旬頃まで。ツルムラサキの収穫期間は11月上旬頃まで。
全部売れると仮定するならツルムラサキの方が2倍以上利益率が高い。つまりツルムラサキは30袋を20分内で収穫できるが、オクラは2日間で40分かかるから。加えてツルムラサキの方がオクラより半月以上収穫期間が長く、収穫の「ムラ」もなく、ツルムラサキは収穫期間を通してほぼ一定しているが、オクラは成育初期、成育最盛期、成育後期で収穫量のムラが大きい。仕分スピードはオクラもツルムラサキもあまり変わらない。

ただ、オクラは完売できるが、ツルムラサキは1~2割ほど売れ残ることもあり、生産者が、より簡単なツルムラサキに流れれば、値下げの要因になるし、出荷量が多くなって売れ残りも多くなる。


ピーマンとオクラに関しては利益率が同じくらいであるが、作付面積がピーマンはオクラの4分の1で足りる。そしてピーマンはオクラより1ヶ月も収穫期間が長い。加えてピーマンにはほとんど虫害はないが、オクラには時々発生する。



ナスビの更新

夕方、秋ナスに向けてナスビを更新した。太い茎は4分の1ほど切り戻し、側枝と葉はほとんど落とした。このための時間が18本で40分ほどかかった。

ナスビを無農薬で貫くなら、強剪定をして7月末~9月上旬頃までの40日間ほど休ませる必要があり、剪定の時間も要するので、ピーマンに比べて効率が悪く、定植本数は20本くらいまでにしている。

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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