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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

1月~6月は直売所に出荷できる野菜がごく少ない

 
 
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からっと晴れない曇天が続き、「繭」も「梅干し」も天日乾燥のタイミングがなかなかとれなかったが、繭は今日で4回目なので乾燥はできたと思う。梅干しは3日3晩の天日干しというので、後2日間干す。

玄関先で天日乾燥していたが、ここは近所の猫の周回コースにあたるため、梅干しだけ屋根に移した。


ナンキン跡地を耕運していたら、おびただしい量のコオロギが蜂の巣をつついたような騒ぎで草むらから飛び出してきた。カエルやカマキリやツバメがコオロギを餌にしてくれているのだろう。

田んぼの上では、夏を山で過ごす「アキアカネ」というトンボが多数乱舞していた。毎年7月下旬のこの時期に田んぼで大群を目にするが、夏を、涼しい山の中で過ごすために移動する途中なのだろう。

アブがしつこく付きまとうのも耕している時に多い。

いつも外に出してくれる時間帯なのに、今日はまだ出してくれないと、柵に足をのせて、耕運しているこちらにずっと視線を送っている。銀ちゃん(オスヤギ)はいつも射るような視線で、人を思いのままに操る。 


直売所に出せる野菜は6月下旬~12月末頃の約半年間しかない。無理をすれば1月~6月中旬も出せないことはないが、それはとても採算が合わないので、出す気がしない。

何回シミュレーションしても、1月~6月中旬に直売所へ出せそうな野菜がない。2月末~4月中旬頃のナバナとか、5月上旬の早生タマネギやレタス類等、1~2種類あるだけで、他の野菜はどこか不得手な部分があり、たくさん作る気がしない。

半年間しか出せないなど、あまり直売所に向いている生産者とは思えない。

ワンパックなら3月、4月の2か月間は送れないが、他の月は出荷できる。
5月なら、早生タマネギ、エンドウ、グリンピース、スナップエンドウ、レタス類、春キャベツ、ルバーブ(ジャムにする)で何とか7種類になるし、エンドウとスナップエンドウを×3倍ほど入れ、早生タマネギを葉付きで×2倍ほど入れ、ハーブティ用ハーブを多めにサービス品として入れるなどしてワンパックの体裁を整える。

6月上旬は5月と同様のワンパックとし、中旬にはジャガイモが掘れるので新ジャガイモとタマネギが中心のワンパックを組む。

1月、2月は、ハクサイ、キャベツ、ダイコン、カブ、ニンジン、サトイモ、ネギ、シュンギク、ホウレンソウ、秋ジャガイモ、ブロッコリー、キクイモという11月、12月のワンパックの延長線上にあるが、この中で、直売所へも出荷できそうなのは、ダイコン、ニンジン、サトイモ、キクイモの4種類だけであり、出せる量も少ない。ハクサイ、キャベツ、カブは虫害が多く、ネギは病気が多く、秋ジャガイモは天候の関係で作りづらい。
 
ワンパックが少なくなったから直売所を紹介してもらったが、直売所向きの生産者ではない。 

直売所の精鋭は、冬中、シュンギク、ホウレンソウ、コマツナの「稼げる3種類」をコンスタントに出荷し続けることができる人である。

ハウスはないので霜に弱いシュンギクは年明け後は出荷しづらく、ホウレンソウはワンパックに必要な量以外は作らず、コマツナの必要性は感じなかったので農業をスタートしてからほとんど作ったことがない。 

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コメント

「いつも外に出してくれる時間帯なのに、今日はまだ出してくれないと、柵に足をのせて、耕運しているこちらにずっと視線を送っている。銀ちゃん(オスヤギ)はいつも射るような視線で、人を思いのままに操る。」
動物の能力はヒトを超えた所がありますね。この表現、感心しました。

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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