

キンリョウヘンの茎が、やっと伸び始めて、花つぼみが見えてきた。
茎を伸ばしながら、花つぼみがだんだんと大きくなる。
今日は3月20日だから、3月30日には1~2輪は開花するだろう。
花茎を切り取り、一輪挿しにできるのは4月2日が過ぎるかも知れない。
第一分蜂はたぶん4月2日頃だろうから、第一分蜂には間に合わないかも知れない。
確か去年もそうだった。
ぼくの世話の仕方では、どうしても開花が3月31日~4月1日頃と、ぎりぎりになる。
それでも3月25日以前に開花する必要はないから、今の世話の仕方で間違ってはいないだろう。
とにかく、365日、目をかけ続けてきたキンリョウヘンが、無事に今日の日を迎えることができてうれしい。
キンリョウヘンを売っても、誰もが、なかなか4月1日に咲かすことができない。
毎日、目や手をかけ続けることが難しいようだ。
特に開花まで40日と迫った2月20日以降の温度と光の管理が難しいように思う。
今年は遮光ネットをかぶせ続けたので「葉焼け」は今のところないが、その分、「温度を上げれなかった」かも知れない。
雄蜂の巣房の蓋が出た



今朝、巣箱の底板の掃除をしていたら、1群で雄蜂の巣房の蓋がたくさん落ちていた。これがあったら2週間ほどで分蜂が始まる。
当地では梅の花が終り、今、サクランボの花が満開に近づこうとしている。サクランボの花はたった5~6日で終るので、この間に強い雨や風がないことを願う。
昨日の午後、2本のサクランボの木でわんわんとうなり声をあげているミツバチの羽音を聞いた。
サクランボの花が終る頃、山桜が開花する。
サクランボの蜜で、第一分蜂の女王蜂(母女王)が、生まれたばかりの長女に後を託して、新しい転居先へと移動する。
女王蜂候補はほとんど日差がなく生まれるはずだから、その後毎日、あるいは1~2日おきに第二分蜂(長女が飛び立つ)、第三分蜂(二女が飛び立つ)、群が強ければ第四分蜂(三女が飛び立つ)と続き、四女がこの巣箱にとどまって、世代交代をする。
分蜂のつど4~6千の「働き蜂」を引き連れて飛び立つはずだから、蜂数をこの10日ほどで一気に増やす必要がある。
だから、サクランボの開花中は、雨、風の少ないことを、せつに願う。