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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

搾った乳は大地に捨てるのに

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画像を見て、今までと違った点にお気づきですか。実はこの道をトラクターで耕してくれて、道の中央部の少し高くなっていた場所がなくなった。軽四で通る所だけがタイヤの大きさだけ5センチほど低くなり、最近はとても走りづらく、この冬には2トン車一台分の土を購入して、低くなった場所に置く必要があると思っていたが、集落の墓へ通じる山ぎわの道普請のついでに、この農道(といっても通るのはほとんど自分だけ)もついでに直してもらえた。


明日の台風に備えて、ピーマンは少し小さいものまで収穫して身軽にし、ナスビは丸く「盆栽仕立て」に切り戻した。こうすると台風には少し強いと思う。

今朝はすでに雨だったし、台風が過ぎ去るまで天気の回復はないので、マユをまた冷凍庫に入れた。中途半端にしていたら蛹から脱皮してしまう。 
 

インスタントコーヒー中毒をヤギ乳に変えたいと思ったが、これは挫折した。

あんぱん中毒を、ルバーブのジャムを頻繁に作って、こっちに変えたいと思うが、その一手間がとれない。ルバーブは5月上旬~11月下旬頃まで収穫が続く。

麦茶など家で作ればいいのに、その一手間がとれなくて、市販のペットボトルの麦茶を購入することもある。

ハーブティ用ハーブがいくらでもあるのだから、麦茶の代わりにハーブティを作って冷やし、麦茶がわりに飲めばリラックス効果や安眠効果や健康にもよいのに、ハーブティを作る一手間がなかなかとれない。
 
田んぼへ持っていく飲み水は、簡易水道の山水をペットボトルに入れてそれを持参している。ハーブを作り始めた頃はずっと、夜中にハーブティを作り、それを朝、ジョウゴでペットボトルに入れ、水筒がわりに持って行ったが、いつのまにか山水になった。

ハーブティにはステビア(砂糖の200倍の甘さ)を入れれば「甘味のあるハーブティ」になるが、それもしていない。


スイカはカラスの防御をしなければと毎日のように気になりながら、手が取れず、久しぶりに見に行ったら病気で枯れかかっており、防御の手間が省けた。丼ほどのスイカが30個ほど収穫できたが、鎌で切って食べたら意外とおいしく、家に持ち帰った。

ニガウリは支柱を立てる手間が取れず、結局、草刈機で刈り飛ばした。

トマトも支柱を立てる手間が取れず、地這いトマトになったが、これが結果的に功を奏し、葉が重なり合って赤い実が隠れたようになり、カラスの被害がなく、毎日少しずつ口に入れることができている。
 
不得意なことは後回し後回しになり、結局手遅れになってしまうことが多い。

地這いキュウリは取り遅れて「バットキュウリ」にしばしばなるが、家で食べるにはどういうことはない。太くなりすぎれば皮をむき、中のズを取り除けば、シロウリよりおいしく食べれる。ワンパックにはキュウリは欠かせないが、ワンパックの送付の間隔が開くと、どうしても取り遅れてしまう。


今日スーパーへ買い物に行ったら「赤シソ」が目についたので、梅漬け用に購入した。いつも近所でもらっていたが今年はなく、ボクは赤シソは作っていない。

韓国カボチャの収量の多いのには驚いた。このカボチャは味が淡泊なので、カボチャのコロッケやカボチャのスープに利用した方がいいと思う。我が家は普通のナンキンと同じように煮て食べている。

ズッキーニ風に食べる若どりをはじめ、随時どりができるナンキンだが、「保存性」はどうなんだろうか。若どりの韓国カボチャは直売所ではほとんど売れなかったが、「ニワトリの餌」としての効果は高い。コゴメがもらえなくなったので、「ジャガイモくず」、「ナンキン」、「キクイモ」は貴重なニワトリの飼料になる。飼料のために作ってもいいと思えるほど韓国カボチャの収量は多いし、他のナンキンより病気に強かった。


今日スーパーでオクラの単価を見たら、10個入りで128円だった。どういうわけか最近、野菜の値段が高い。今年は3回もオクラを蒔き直したが、やっと収穫が始まった。10個100円で売るつもり。ワンパックをスタートした22年前からこの価格で売っている。直売所でも10個100円で売る。

ワンパックの野菜はそれぞれ、22年前のスタート時点の価格と現在の価格は全く同じである。スーパーの野菜価格も22年前と現在ではほとんど同一価格で、あまり変動していないと思う。そういう意味では野菜は物価の優等生というか、低く安定するように、不足すれば即輸入の体制が敷かれている。


明日は梅に赤シソを入れる予定だが、スーパーで購入した赤シソは群馬県産で300gが248円だった。今ふと、福島県との距離が頭をよぎった。

袋には「シソジュース」の作り方が書いてあった。シソジュースはまだ1回も作ったことがない。赤シソの方が色がきれいだが青シソでも作れる。

身体に良い物をたくさん作っているのに、それがうまく利用できていない。ステビアもハーブティ用ハーブもルバーブも青シソも。


ヤギ乳もコップ半分ほどは出ているような気がするが、バケツに受けることはしていない。毎日バケツを洗って持参する手間はとれないし、搾らせてもらえる時間はせいぜい1分間ほど。それ以上になるとヤギがとても嫌がる。

搾り始めると1回だけ「メエ~」と鳴く。子ヤギを思い出しての鳴き声だと思う。しかしもう乳房を子ヤギが吸ってくれることはない。ボクはただ、最初で最後の乳搾りの経験を後1ヶ月は続けたいと思うだけ。そして搾った乳は平然と大地に捨てている。

2030年 農業の旅→ranking 



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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