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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

引き継ぐ人がいなかったら


「ことわざ」ほどの転職を繰り返し、この先どうしよう・・・と思い悩んでいた時に、突然ひらめいたのが農業だったが、我が家がもともと農家であり、父が細々と稲作を続け、食べ量程度の家庭菜園も続けていたから、農業が頭に浮かんだのだろう。

父の亡くなった年まで後10年だが、よくその年まで、稲作を続け、あぜ草を刈り、山の葉タバコ跡地の草刈りが出来たものだと、自分がその年に近づいてから思う。

葉タバコ跡地の斜面は10アールほどあり、かなり急こう配で、今の自分でも草刈がきつい。

それでも父が草刈だけは続けていたので、ぼくも1年に1回、草刈だけ続けて、それ以上荒れないようにしてきた。

20年後、その斜面が「ミツバチの巣箱置場」としてよみがえった。草刈をせず放置していたら巣箱は置けない。


農業を始めてから、山ぎわの田んぼ(畑)は、野菜に適さなかったので、少しずつ果樹を植えるようになった。

その果樹が十数年経過して、大きな木となり、木の根元は絶好の巣箱置場となった。


葉タバコ跡地の斜面も、そして、野菜に適さず植えた果樹も、当初予想もしなかったことに生かされた。



まだ見ぬ誰かに引きついでもらうために、現状をキープすることが今後の自分の役割である。

野菜作りが難しくなったら、田んぼ(畑)は、年に4~5回耕運すれば管理できるが、
あぜ草刈り、田んぼの周囲の細い水路の泥上げ、竹やぶの進出の阻止、田んぼまわりの「のり面」の草刈り、等、野菜作り以外にも管理をし続けないと、現状は維持できない。

引き継ぐ人がいなかったら、これら諸々が崩れていく。


これは大規模農業とか、大型機械の導入とは、次元の違う話であり、小さな個人がそれぞれに、維持管理を続けていくしかない。


歴史は繰り返して、一人一人が「自給自足型農業」をせざるをえない時代が来るかもしれない。

ちょっと考えただけでも、ここ20年ほどの間に、あっと驚くことばかり・・・

携帯電話の普及

インターネットの出現

イノシシやシカの大量出没




2030年 農業の旅→ranking



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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