FC2ブログ

あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  辻瀬則世さん(1)




ゆるされし正月のみの酒に酔ひ癩の現を離れてめでたし




一本の指に残れる感覚を倖せとしながく癩園にあり




未だ見ぬ父にまみえむわが希ひ敢へなく過ぎて盲となりぬ




母とわれ残して去りし幾年を父はいづくの土地に病みゐむ




馴れやらぬ探りの杖をはぢらひて怖ぢつつ登る試歩の坂道




坂半ば人待ちをれば病葉の杖にあたりてころげゆくらし




肌柔き仔猫を日日に愛しめり盲ひゆく今の独り静けく




つつがなき年にてあれや生きゆかむ希ひあらたにプロミンを射つ




明日穿つ眼に今宵もならはしの眼薬をさして安らぐ思ひ




杖と靴に名札をつけていつよりかためらひもなき盲になりゐつ



2030年 農業の旅→ranking




このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム

月別アーカイブ