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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

原発賠償 国は負担するな

  
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夕方、急に思いついて物置(分娩房)に移した。明日にしようと思ったが、粘液が出だしたように感じたから。

ここは放牧場ができるまではメスヤギの小屋(オスの去勢が終わっていなかったので別々に飼っていた)だったので、それもあってここを分娩房にした。

思いついてから山に上がり、晩秋に刈っていた枯草を集めて束にし4束持って下りた。小屋は1坪半(3畳)なので、これだけあれば十分。

メスをここに移してからしばらくオスが鳴き叫んでいたが、岩の上からはっきりメスが見えるので、それで安心したのか騒がなくなった。

メスはすぐにこの物置(分娩房)を受け入れてくれた。こんな時に役立つのが大好物のビワの葉で、太くなければ茎も食べる。飲み水も用意した。

出産時にオスが踏んだりする事故があってもいけないので、出産前後の1週間は別々にしておこうと思う。昼間はいつもどうり戸外につなぐが、生まれてすぐは母ヤギのそばから離れないと思うのでカラスは大丈夫だろう。


原発賠償 国は負担するな(九州大副学長 吉岡斉さん)

今回の事故の責任はすべて東電に支払わせ、政府が援助すべきではない。「事故があっても政府が守ってくれる」というのはもう通用しないことを示した方がいい。

米国では原子力委員会が推進も規制もやるのは問題だとされ、規制を分離して原子力規制委員会を作った。

原子力安全・保安院と電力会社の関係も問題だ。今回も、海水注入を決断するまでにかなり時間がかかっているが、おそらく東京電力が廃炉にするのを渋ったのではないか。電力会社の意向を聞きながら対策をやっているようでは、後手後手にまわってしまう。

原発は燃料費こそ火力に比べて安いが、設置コストが高い。今回の事故でさらに安全対策のコストがかかるし、その経営リスクはきわめて大きい。政府が積極的に原子力発電を推進することをやめ、電力会社が自由に経営判断できるようにさえすれば、おのずと原発から撤退していくはずだ。

原発は、事故や災害が起きれば多数基が一度にダウンし、運転再開までに時間がかかるので、電力供給不安定を招きやすい。その可能性は前々から指摘されてきたのに、原発を作り続けてきた責任は重大だ。本質的にはエネルギー政策の誤りであり、電力会社の誤りでもある。
(3月25日朝日新聞オピニオン 一部抜粋)


南相馬市長 桜井勝延さん


原発は12日に1号機で水素爆発が起きたときから心配でした。他の炉にも廃炉覚悟で早く海水を入れた方がいいと思った。あの時点で海水を入れられたはずです。そうせずに14日には3号機で水素爆発が起き、放射性物質をまき散らすことになり、県内産の牛乳や野菜も汚染された。まさに人災です。

原発による恩恵は何もありませんでした。我々は立地町ではないので、東京電力から財政援助が全くないまま、被害だけを被っているのが実態です。

原発の事故はテレビで知りました。東電だけでなく、国や県から何の情報もなかった。
(3月25日朝日新聞オピニオン 一部抜粋) 



反対の多い原発の誘致には通常、地元に莫大がカネが落とされる。

その当時の国会議員を通して「根回し」がされ、地元の有力者だけには事前に了承の回答をとりつけ、一般の地元の人には「寝耳に水」で、地元の集会等で「誘致話」が報告された時には既に9割がた準備完了になっており、地元の意見を聞くなどの名目で報告会が開かれても、国会議員や地元の有力者の居丈高な声や落ちるカネの威力により、一般の人は往々にして声が出せない。これが日本の極型的な誘致の方法である。

『大津波の襲来は少なくとも20年前からわかっていた。国による古い原発の再審査も、費用を懸念する産業界の反対で遅れていた』・・・政官業の癒着というか、日本のこういう風土は、根本的に変わっていない。

鳥インフルエンザでも口蹄疫でも「大規模飼育」のリスクを経営者でなく「国家が負担する(家畜伝染病予防法)」のでは、「飼育方法の誤り」は決して見直されないし、家畜福祉にも全く反する飼い方が今後も続いてしまう。

鳥インフルエンザや口蹄疫の発生源は大半が「大規模飼育の現場」であり、原発と同じくリスクを「経営者の自己責任」としないなら、それは国営企業と同じである。


これ以上の「快適性」も「経済の成長」も期待しないというより、成長政策には反対である。成長路線は格差をますます助長し、環境への負荷を増すだけである。

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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