FC2ブログ

あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

栗生楽泉園  後藤房枝さん(4)




征きし兄の未完の楽譜曝しけり




雀の餌撒くをためらふしづり雪

(しづり雪とは季語。木や竹の枝葉などに降り積もった雪が散り落ちること)




見えぬ眼をいつしか忘じ昼寝覚




障子貼ってもらふに猫も畏まる




絵葉書の蝶抜け舞へり春の夢




花吹雪生家を出でし日の如く




療友に韓人露人月見草




二人掛け余る切株小鳥来る




郭公の谺す森の伝言板




湯豆腐に白根の風を聴きてをり




水餅の水替へて聴く山の音



後藤房江さんの略歴
大正9年横浜生まれ。昭和17年夏、23才で栗生楽泉園入園。信心篤く園内になる日蓮宗栗生妙法会御堂の堂主を7年勤める。46年4月「高原俳句会」と「濱」に同時入会。大野林火に師事すること10余年。大野没後は松崎鉄之助を師とし俳句を学ぶ。視力を失った後も俳句に生かされ平成4年初の個人句集『蕗童子』を上梓。平成12年「傘寿」(80歳)の年に第二句集『雪女郎』を出版。平成4年俳句協会会員。


2030年 農業の旅→ranking

このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム

月別アーカイブ