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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

格差の下側にいて資本主義に対峙するには

  
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ヤギは画像の「ホトケノザ」という雑草を食べてくれない。2月下旬~3月中旬にかけてレンゲのように密集して咲くので、食べて片づけて欲しい。雑草は何でもよく食べるのにホトケノザは例外。


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出産予定日まで後2週間。メスだったら福島県へ旅立つ。送るのは5月下旬頃になるが、それまでに原発問題は解決しているだろうか。本家の銀ちゃん・ラムちゃんは数日前、福島県から北海道へ疎開した。

  
  
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去年の花後に2鉢を12鉢に株分けしたキンリョウヘンのうち、1鉢だけよくおごっているのがある。ひょっとしてこれが咲いてくれるかもしれないと期待している。
 
ポリのトンネルをしているが3~4日に1度、画像のバケツにメタン菌液肥を入れ、井戸水で10倍ほどに薄めたものを潅水している。

今年は株分けはせず、どういう土がいいのかネットで調べて、鉢の土の入れ替えをしようと思う。現在の鉢は山の腐葉土を入れ、植えてから周囲に消し炭を置いた。

買おうと思ったが1鉢が4千円以上するので止めた。キンリョウヘンがない代わりに、「置く箱数」と「置き場所」で勝負をかける。


お彼岸までにする予定だった下記3つがまだできていない。
(1)田んぼの傍らの溝(水路)掃除
(2)エンドウ類の支柱
(3)籾殻クン炭作り
なかなか追いつけない。


格差の下側にいて資本主義に対峙するするには、
(1)できるだけ働かない(賃労働をしない)
(2)できるだけ頑張らない
(3)できるだけ買わない
(4)できるだけ売らない
この4つがポイントのような気がする。しかし下手をすると、そうしようとする自分自身が崩されてしまうので、絶妙なバランスが必要になる。

そして、経済に関係ないところで
(1)できるだけ時間を使う
(2)できるだけ頑張る
(3)できるだけ楽しむ
(4)できるだけ没頭する(目的を持つ) 

こういう風にできるのは、やはり農業だからと思う。農業は資本主義とは異なる土俵に立つ。だから資本主義にまき込まれずに生きることもできる。


資本主義は自給自足主義を壊すことによって成り立ち、壊せば壊すほど巨大化していった。いったん資本主義にまき込まれると、働き続けなければならなくなる。

自給自足とは農業から生まれた言葉である。


受け取れる年金は65才からなら84万、63才からなら74万、それから健康保険料や介護保険料を引かれると65万ほどかも知れない。65万÷12か月=約5万4千円ほどで1ヶ月を生活していく必要がある。ライフラインの支払いは家族で分担しているし、病気や家屋の修繕等が無ければ、自分自身のランニングコストだけなら、その範囲内で何とかやっていけると思うし、やっていく必要がある。


農業はその中に多くの楽しみがあり、癒しにもなり、輪廻転生(生と死の循環、死んだら土に戻りまた土から芽生える)を感じることができる唯一の職業と思う。

でも時々、資本主義に押しつぶされそうになる。そんな時「芸術は爆発だ!」の岡本太郎さんの次の言葉を思い起こす。
『生涯を通して、決意した自分に絶望的に賭けるのだ。変節してはならない』 

2030年 農業の旅→
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コメント

ホトケノザは有毒なので食べないのではないでしょうか。ヤギかしこいですね。

  • 2011/06/25(土) 01:21:35 |
  • URL |
  • みかん #LkZag.iM
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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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