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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

栗生楽泉園  白井米子さん(2)



雉子・チャボ・鶏・小屋を一つに冬に入る




帰る鳥追ふごと友の逝けるなり




雪被り盲導鈴のつぶやきめき




眼鏡置く音を吾が聞く秋の暮




初蛙泉にきけり山住ひ




われにつく穂絮を吹けば夫につく




雪解風帰心を誘ふ汽笛寄す




籍寄せてここが故郷ぞ小鳥来る




ほととぎす湯女と書きあるのみの墓




黄落のしきりの山路踏みにけり




春雪や出でて供華買ひ青菜買ひ




雪解水入れて湯川の音なごむ



白井米子さんの略歴
大正11年栃木県生れ。昭和14年18歳の時母に付き添われ栗生楽泉園に入園。翌々年、園内で白井生市(俳号春星子)と結婚。22年本田一杉主宰の「鴫野」へ投句していた友人の勧めで句詠を始め、じき夫と共に句作に励む。25年秋から高原俳句会の指導選者となった大野林火に師事。翌26年「濱」入会。30年『火山翳』に2人の作品がそろって収載。以後、林火の選で『雪割』(昭和40)『一代畑』(昭和50)に採録。米子は浄土真宗門徒として信仰心篤く、感恩奉謝の心で他者に接し俳句を詠んだ。ほかに機能訓練棟の教室で手芸や書、謡曲を習うなど前向きに園生活を送る。57年より「濱」主宰の松崎鉄之助の指導を受け、夫春星子の『喜雨』につづき句集『青浄土』(平成1)を出版。




2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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