FC2ブログ

あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

集落営農の良い点と問題点

 
 
 20110307_001.jpg 

ヤギの出産小屋の片づけをした。物置の一部で3畳。この状態で新鮮な空気にさらし3~4日後、葉タバコ跡地の刈り草を敷き詰めれば完了。


集落営農の良い点

(1)害獣を集落全体で防ごうという視点がめばえる。
(2)休耕田が少なくなる。

集落営農の問題点

(1)集落営農は利益を追求する団体に脱皮できるか。
(2)面積の小さい機械の入らない田んぼはどうするか。
(3)集落営農の出仕事が多いと不満が必ず出る。
(4)集落営農に入りたくない人の扱いはどうなるか。
(5)補助金なしで、果たして集落営農が機能していくか。
(6)集落営農は農業本来の喜びからは少し方向が異なる。癒しとか、自然に触れるとか、農作業を楽しむとか、少数の家畜を飼うとかは集落営農では不可能と思う。
(7)集落内で担い手を探すのは難しいような気がする。当集落のように外部の大規模オペレーターに委託するような形が主体になるのでは。
(8)またぞろ補助金がらみで集落内の「圃場整備」が浮上してくるだろう。逆に圃場整備なしで利益が上げれるだろうか。圃場整備は先人の作った風景の破壊である。
(9)集落の誰かが独立自営をしたくなった場合、すぐに田んぼは返してもらえるか。
(10)集落営農になって、労力の提供や金額的負担が生じた場合、すぐに崩壊する恐れがある。
(11)集落営農は環境問題や風景問題や里山問題に取り組む経済的余裕があるだろうか。
(12)農作物の販路をどうするか。
(13)米、麦、大豆以外に集落営農が取り組める作物はあるだろうか。
(14)個人経営で利益を上げることが難しいのに、集落営農ならなお厳しいと思う。単なる「お茶クラブ」や「世間話サロン」になる可能性もある。
  
 


イノシシ、シカ、クマ、サルによる経済的、精神的被害を考えたら、TPPなど取るにたらない。

2020年、TPPによって日本の農業が滅んだなどとは言わせない。すさまじい害獣の進出によって農業からのリタイアを迫られているのが現状である。少なくとも我が集落では。

林業が滅んだのも自由化のせいではなく、プロパンガスの普及によって「クド」がなくなり、薪が不必要になったからである。

自由化をしていなくても農業はジリ貧であるが、それは商工業と比較した時の年収格差という原因が大きい。林業も同じ。  
 
自由化しても農業は林業のようにはならない。生きていくためにどうしても必要な食糧であり、国産が放棄されることはない。 



予算規模を現在の3分の2ほどに縮小して、各種補助金も半分ほどに減額する。こんな案を出すと各分野の「族議員」の猛反発にあうだろうが、国債の増加は予算規模が大きすぎることにあるのだから、減らそうと思えばそうするしかない。  
 
ボク自身も交際範囲や行動範囲が無意識のうちに小さくなり生活防衛をしているが、だからといって自由が狭まったり、視野が狭まったり、我慢が多くなったとは思わない。懐は寂しくても、田んぼや里山は豊かな気持ちを与えてくれる。ただし、生きていくための最低限の年金(ベーシックインカム)は現役世代にも必要である。



韓国で猛威をふるっている口蹄疫、日本にもいつ飛び火するかわからない。

韓国の口蹄疫は、
2000年3月・・・66年ぶりに発生
2002年5月・・・2ヶ月未満で終息
2010年1月・・・2ヶ月未満で終息
2010年4月・・・2ヶ月未満で終息
2010年11月・・・3ヶ月経過してなお拡大している。3月2日現在、すでに150件の口蹄疫が確認され、豚に牛を加えると殺処分になった頭数は345万7261頭。
(農業新聞3月7日)

1頭の大きさを考えると345万頭という数字は驚がく的である。

何年か前に英国で口蹄疫が発生した時にはは600万頭が殺処分された。

ナチスドイツによるヨーロッパ全体のユダヤ人虐殺数は600万人と言われている。

口蹄疫も鳥インフルエンザと同じく「防ぎようがない」ように見える。

口蹄疫もなぜ野生動物(イノシシ・シカ)には感染しないのか。


宮崎県は6日、県内13例目の高病原性鳥インフルエンザの感染が確認された養鶏場で飼育するブロイラー約3万3千羽の殺処分を実施した。同県では1月22日に宮崎市で最初の感染を確認して以降、95万羽以上の鶏を既に殺処分しており、今回の殺処分を合わせると100万羽に迫る。

鳥インフルエンザはなぜ、残飯をあさる卑しいカラスに感染しないのだろう。

野鳥の鳥インフルエンザ感染は新聞にしばしば載るが、数羽どまりで、大量死は発生していない。


2030年 農業の旅→
ranking 








このページのトップへ

コメント

随分 昔ですが、新聞でカナダの鹿が
口蹄疫になって口のまわりが黒くなって
倒れている写真を見たことがあります。
死因は食べられなくなっての餓死です。

  • 2011/03/09(水) 00:10:39 |
  • URL |
  • ロング サワ #-
  • [編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム

月別アーカイブ