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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

16箱の「待ち受け箱」を設置

 
  
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合計で16箱の日本ミツバチ「待ち受け箱」を設置した。

くっついて見えるが、各巣箱は5メートルほど離れている。
 
   
   
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この2箱は20アールの葉タバコ跡地の最も上に設置している。急斜面でかなり上った場所にあるが、「しんどい」というより「足腰にとても良い」と考える。1日1回の見回り(里山歩き)が楽しみである。

  
  
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注文していた巣箱を今日、友人の木工作家が持ってきてくれたが、画像のような「分蜂板」も5つ 持ってきてくれて設置してくれた。ミツバチは分蜂する時に、いったん近くの木に止まり、それから選んだ巣箱に移動する。その近くの木に分蜂群が止まりやすいように板を設置した。単なる板でいいが、より自然な状態に近づけるために板の下に桜の木の皮を取り付けてくれた分蜂板もある。
  
    
    
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分蜂板は別に設置しなくても、画像のようなクの字に曲がった木の角などに分蜂群は止まりやすい。ただ自然の状態のままだと高い位置にあることが多く、こんな場合は竹の棒の先にくくった網が必要になるので、分蜂板は目の高さに設置した。


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巣箱が5メートル離れていない時は、画像中央部のようにコンテナの色を変えた。ミツバチは色や周囲の形で自分の巣箱を識別するらしい。なお緑のコンテナの上下にある2箱が越冬中の巣箱である。 

   
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待ち受け箱は、日本ミツバチに選んでもらう住居であり、画像のようにまずブロック2個を置いて足元を固定し、その上にコンテナ(収穫容器)等を置き、コンテナの上に巣箱を置く。巣門は巣箱掃除で開閉する板についており、サイズは2分の1箱であり、この上に2箱を置き2.5箱で待ち受ける。中は空洞。巣箱の上にレンガか半ブロックを置いて重石にし、その上にポリカ波板をかぶせて雨よけをする。 

ミツバチが運よく入居してくれたら、様子を見ながら巣門のついた2分の1箱の上に1箱ずつ追加していき、最終で5.5段になったら、一番上の1箱を採蜜する。6.5段にする人もあるようだが、あまり高くすると安定が悪いような気がする。
  


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画像のように未来の巣箱予定地にもブロックを置いて準備している。接近して見えるが5メートルほど離している。


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画像は合計20アールの葉タバコ跡地の斜面の一番下にあたる場所であり、設置場所として適さないかなと思ったが、1箱設置してみた。画像の2つの大きな穴は50年前にはサツマイモの芋床があり、穴の上にわら屋根があった。葉タバコはナス科で連作がきかないので、数年に一度はサツマイモを作っていたようだ。


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山への上り口にも3箱を設置した。この場所だけは人目につきやすく、集落総出の草刈りがある土手のすぐそばなので騒々しいとも思ったが、ミツバチになって考えたら、この場所ははずせないような気がした。運よく入ってくれたら、当日の薄暗れ時に箱ごと、山の上へ移動させようと思う。

なお、画像の中央の2箱は2メートル半しか離せなかったので、巣門の方向を東向きと南向きに90度変えた。巣箱の大半は山の「南斜面」の「西側」に設置しているが、巣門の多くは「東向き」にしている。


越冬中の2箱を含めると18箱設置したことになる。

西洋ミツバチより日本ミツバチの方がいいと思う理由は、
(1)半径2.5キロ~3キロがエリアの定住型のミツバチである。

(2)明治に入って輸入された西洋ミツバチと異なり日本古来のミツバチである。

(3)在来種の日本ミツバチは日本の環境にも合い、スズメバチに集団で対抗する遺伝子も備わっている。ミツバチの大量死が問題になっているのは大半が西洋ミツバチである。

(4)とれる蜜の量は西洋ミツバチの方が5~10倍と多く、プロが飼うのはほとんど西洋ミツバチであり、ミツバチと言えば通常、西洋ミツバチのことを指す。

(5)蜜量は少なくても、箱を移動する必要がなく(できず)、世話もほとんどかからず、在来種だけに気候変動に強いのが大きな長所である。

(6)3キロ以内の蜜源の量で養える箱数が決まる。つまり飼育箱数は3年(自分の場合は来年)でめどが立つのが最大の長所と思う。

(7)3キロ以内、箱数の限度、3年でめどという制限付きなのが大変よい。制限があれば専門的にならずに済み、それ以外のことに自然と目が向く。

(8)ミツバチで考えたいことは生態系であり、農薬問題であり、自然環境であり、ビジネスはあまり考えていない。その方が圧倒的にミツバチを楽しめるだろう。一番の楽しみはミツバチのおかげで毎日、里山のぐるぐるまわりができること。


2030年 農業の旅→ranking


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コメント

良いですね~(~o~)v
頑張って下さい~w( ̄o ̄)w オオー

  • 2011/02/22(火) 21:12:25 |
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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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