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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

今季の山仕事が終わった

 

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今季の山仕事は終わった。後は焼却作業だけ。

山の仕事は2月末頃までで終わらないと、3月からは里の仕事を始める必要がある。 

援農のおかげで山仕事ができている。

1人だと山仕事ははかどらないし、あまり気が進まないが、2人だと前に進む。

といっても、1シーズン(11月~翌年2月)に倒せるクヌギの大木はせいぜい12本ほど。

5つの大きな目的があるから、山仕事が楽しく進む。
(1)ミツバチのための環境整備。
(2)太い薪はUさんが薪ストーブに使われる。
(3)適当な太さの部分はシイタケ原木。
(4)枝葉等は焼却して「消し炭」を作る。
(5)農業の最終ステージとして、まだ見ぬ次の世代へ、いい形で里山を引き継ぎたい。

山仕事は終わったが引き続き、次のような援農をお願いしている。
(1)農業土木・・・急斜面の一部に簡易な木の階段を作る。
(2)4月2日出産予定のヤギの搾乳台作り。
(3)去年できなかったビオトープ作り(広さ2畳、深さ30センチ)…池の土手下から水漏れがあるので、その部分を少し掘って、水路にまた流す。つまり、たまり水でなく流動水。場所は放牧場の東側の土手下。


全国各地で野鳥の鳥インフルエンザ感染が伝えられているが、いずれも死んでいるのはそれぞれ1~2羽であり、ニワトリのように多数が感染して集団の死亡は報告されていない。つまり野鳥の場合は感染しても1~2羽の死亡で終わっている。

口蹄疫に関してもあれほど感染力が強いのに、野生のイノシシやシカが感染しないのはどう考えてもおかしい。

イノシシやシカが口蹄疫になぜかからないかという問題と、野鳥になぜ集団死が見られないかという問題を、農学部の教授や畜産関係の学者は発信してほしい。農業新聞にも全く出てこない。誰が考えても不思議な、素朴な疑問なのに。


鳥インフルエンザも口蹄疫も、どんなに防御しても防御しきれないと思う。飼う羽数と頭数を減らすことがリスク管理と家畜福祉と税金の節約(法定伝染病は損害補償がある)と環境問題(糞尿処理)という4つの問題を解決の方向に向けると思うが、「飼う羽数や飼う頭数に問題がある」という論説はまだ農業新聞でも一般紙でも見たことがない。これもおかしすぎる。

そんな飼い方をしたらビジネスとして全く成り立たないと言われても、成り立たない飼い方をしなければならないのが21世紀という時代である。


ビジネスにしようとするから成り立たない。たとえば30羽のニワトリなら「くず野菜の処理(畑の掃除)」、「肥料になる糞もかなりの量が取れる」、「卵と鶏肉の自給」、「卵を交際費として利用」、「子供の教育効果」・・・ビジネスにするよりもっと大きな効果がある。

たとえば2頭のヤギなら、「犬や猫代わりのペットになる癒し効果」、「風景の美」、「ヤギ乳も飲める可能性がある」。肥料として糞尿が取れる効果は放牧なら少ないし、除草効果も少ないが、山仕事で出る雑木はよく食べてくれるし、竹の葉もよく食べる。・・・ビジネスにならなくてもこれだけの効果がある。

1~2日のうちに何万羽というニワトリや何百頭何千頭という豚や牛が殺処分される現実は、アウシュビッツ以上にひどい。鳥インフルエンザや口蹄疫が解明された後世の人は、今の現実をどう見るだろうか。
 
2030年 農業の旅→ranking
 


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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