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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

休息も無駄もない農業

 
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今日の朝日新聞の科学欄に「たんぱく質づくり・休息も無駄も大切」という記事があった。
 
たんばく質の合成にも休息が必要ー蓄積した異常なたんぱく質を効率的に分解するために必要な仕組みだった。

・・・無駄のない配列を作ったところ、リズムが刻めなくなって、正常な背骨ができなかった。「無駄」な配列は、「生物のリズムをつくるうえでも重要なことがわかった」。 
 

自分の農業には休息も無駄もほとんどない。ヤギやニワトリ等、他の農業者からは無駄と見えるものでも、自分にとっては将棋の駒の一つで欠かせないものになっている。ブログもそうである。

農業はつくづく、休息も無駄も取れないものだと思う。休日もない。これだけ動いても収入は知れている。

やり方が悪い、無駄が多いと即座に言われそうだが、他のやり方に変えることはできない。これが自分の農業だから。

家族4人とも働いているので、自分の収入は少なくても、ライフラインの自動落ち(一部)と冠婚葬祭費と週に1回ほどのスーパーの買い物と散髪代がまかなえれば自分の生活はまわっていく。

それでも、その少しの収入を稼ぐために、休息も無駄もないくらい動いているか、さもなければ寝ている。


年金は63才からもらい始めようと思う。65才からに比べて84万→74万円ほどに下がるだろうが、休息と無駄のある人生に少し早く入りたい。


「言いごとは米櫃(とびつ)から」と昔の人はよく言ったが、20年の農業人生の間にはそういうことも度々あった。それでも「無い袖はふれない」。 
 

まもなく58才になるので、年金がもらえるようになるまで後5年。年金額が少ないとは全く思わない。生活してきたランニングコストや農業収入から考えても。



民主党政権を支持する理由は、50年以上続いた自民党政権に短期間で戻してはいけないという1点で支持し続けている。

TPPに賛成するのも、農協の在り方や、補助金の在り方を変えなければならないという1点で支持している。

野菜産地でも若い後継者はほとんどなく、稲作も若い従事者はほとんどいない。TPPに賛成しても反対しても、時間が早いか多少遅くなるかだけの違いで、すでに日本の農業は崩壊している。TPPに反対して日本の農業を守るというが、いったい誰を守ろうというのだろうか。
 

当地はまだイノシシやシカの密度は少ないが、増え続けている。農業のスタート地点でこの現実を突きつけられたら当惑しただろうが、イノシシが初めて出現したのが17年後だったから、なんとか今の所、対処できている。


輸入した植菌済み原木(ほだ木)などを使ったシイタケの原産地表示について、「栽培期間が最も長い場所にする(長いところルール)」という生産・流通団体の自主ルールをJAS法で義務化する方針を固めた。・・・シイタケの原木が一体どれくらい輸入されているかという肝心の情報が農業新聞には公開されていないが、シイタケの原木も輸入の時代なんだと認識を新たにした。材木の大半は輸入しているのだから、シイタケの原木も輸入した方が安くつくのだろう。

常識的に考えて国産とは、国内の原木を使って、国内で生産されたものとシンプルに捉えるべきと思うが、現実はそうではないようだ・・・。 

2030年 農業の旅→
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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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