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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  志樹逸馬さん




海辺の芝草をサクサク踏んで

だれにも気づかれず

朝はやく 露にぬれたなぎさに 近よる


自然が だれにも 見られているという

意識をもたない

静かなすがたでいるところを

そっと 足音をしのばせて

近よって

ながめたい ながめる


わたしは この時 とてもうれしい

美しい 

なつかしい

幸福だと思う

わたしも

この世界にふさわしいものとして

ひとつの位置のあることを 感じる

(1954・8・8)










おれは近ごろ


俺は近ごろもう死んでもいいナ とよく思う。

いざという時には死ねるんだ、人間であればだれにも死はきっとやって来るんだ、と思うと安心できた。

それでいて、死がおそろしいのだが、死をおそれなければならぬ理由さえ、考えるのに疲れた。


生きていて、あすに何があるのだろうかと思った。

もうじき夏が来て暑くなればスイカが食べられるのだ。アイスクリームはおいしいだろうな、その時おれはきっと、生きている喜びを味わうに違いない。お菓子の配給日が楽しみだ。ということばかりが、頭に浮んで来るのだ。


こんな泡沫にひとしい、くりかえされては消えてゆくことがらが第一で、どうして、あすがきのうに同じなのだと言わずにおれよう。



2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在65才、農業歴29年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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