あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

沖縄愛楽園  深山一夫さん(2)



六名定員のこの部屋に七人も入れられて何時までせまく苦しき生活なのか




義足傷に病み臥す我に知らさずに指の手術を受けたる妻よ




鶏を飼ひ石油焜炉を購ふ妻あればかにかく働かねばならぬ我




福祉年金獲得会つくりし我ら皆気の弱き顔して集る




手術のあと残りし鼻の傷幾度も鏡に写して妻は悲しむ




手術せし妻が浴びる水を炎天の井戸より両義足の我運びをり




朝より両義足の繃帯巻き替える仕草に疲れて昼を眠りぬ




身障者大会参加者の中我ら四人だけがハ氏病者なりき




我が暮し豊かにならず好きな煙草もやめなさいと妻に言はるる



深山一夫さんの略歴
大正10年沖縄県国頭郡生まれ。昭和13年沖縄愛楽園入園。「樹木」「アララギ」所属。『陸の中の島』(1956年)『蘇鉄の実』(1965年)『三つの門』(昭和45年)『地の上』(1980年)『ハンセン療養所歌人全集』(昭和63年)


2030年 農業の旅→ranking

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在65才、農業歴29年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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