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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

星塚敬愛園  つきだまさしさん(9)



うつむいては先が見えない



シラスとからいもの大隅半島の

黒潮がかきむしる胸元から

沖縄の炎を引き太陽が昇ってくる

昨夜 あすに向っておれから溢れでた言葉が

庭の真赤なカンナの花の上に

確信のすがすがしさで星をつつんでいた

棍棒にくっついた黒い皮膚が露にぬれ

ボール爆弾がくいこんだ傷がひかっていた

七月の朝


病友の要求は めしをくいながらうまれるから

園内放送はおれを呼び

おれも めしをくいかけて飛び出す

患者が患者を看る安上がりの

日本のらい政策の風土にむかって

人間らしく生きる最低に

不自由な者の不自由度が鉈のように迫る

重病棟の便所のぶよぶよした床を

いのちの重さで確かめる

盲人の竹杖の先の手ごたえが

そのまま 生きることの

すばらしさになる日をおもう

おれは その手ごたえに


らいと二人三脚で

おれは四十歳の二分の一以上を生きて

あなたにたどりついた

知りえたことに遅いということはない

かけがえのない真実

いまは 七月のみどり

いまは 七月のひかり

おれは 純潔とはがねの火花を打ち上げる


<患者はそんな活動をする必要はない>

意識まで根を張った檜垣を嘆いてばかりはおれぬ

<こんなに 平和じゃないの?>

若く美しい唇に疑問の口紅はぬってはいない

アカ!

うつむいては後もかくれ

まして 先が見えない

道理にかなってないから放り出し 投げつける中傷を

おれは 七月のみどりにする

陰湿なまなざしを

おれは 七月のひかりにする


人類の長い歴史をたくましい階級の手で

曇らぬ鏡にしたのは

あなただけだ

人間のほんとうの美しさがうつる

おれの 指の曲った両手 眉毛を植毛した顔は醜悪にはうつらぬ

氾濫するまぎらわしいものの中から本物を選ぶすべを

涙はひとりのものでないことを

教えた

あなたの ためされたすべての

その一部分にしかすぎないが

きびしさとやさしさを

おれの体内にそそぎこむと

知覚が麻痺した部分にも

いつも冷たい 指の曲ってひかりが当らぬ部分にも

熱く 沁みこんでいく

らいが鮮明になる

おれの これからの課題は

最後のらいになる ということ

らいの歴史を

日本の労働者階級の歴史まで高めること

らいは おれの拠点

党よ



2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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