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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

来年度予算案

 
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寒い朝は、野良着に着替えて田んぼに出るまでがおっくうだが、田んぼに着いたら寒さなど全くこたえない。寒ければ小走りで動けばよいし、朝は凍っているので山仕事から始める。山仕事で上がったり下りたりしているうちに、あっという間に身体はぬくもる。

ヤギが寒かろうと、1メートル四角のヤギ小屋の板と板の隙間をうめるためにガムテープを張ったら、翌日にはもうガムテープがなく、半分ほどは地面に落ちていた。残りの半分は食べてしまったかも?

ヤギは賢いと思えることも多いのに、これとは逆に、ゴム等の口にすべきでないものを平気で食べることがある。

ヤギは冬毛になっているから全然大丈夫とUさんが言ってくれるが、板厚は12ミリしかない市販の野地板を使用している。巣箱の板厚は15ミリで建築用の板である。暑さ寒さに対して3ミリの板厚の違いは大きいような気がする。



来年度予算案

来年度の予算案で、国が使うお金の総額は過去最大の92兆4千億円ほど。それに対して、入ってくる税金は40兆9千億円しかない。足りない分をまかなうため、国の借金である新規国債を44兆3千億円も発行する。予算の半分近くを借金に頼る異常な状態だ。(朝日新聞12月25日)
 
経済成長で税収増を目指すとともに、消費増税の議論も待ったなしだ。(朝日新聞12月25日) 

いったい、いつまで経済成長したら気がすむのか。

経済成長と幸せは反比例する。経済成長すればするほど資本主義下の富は偏在して、多くの貧しい人は次の代も貧しさを引き継ぐ。


農業予算案

「2011年度予算案、農林2兆2712億円、36年ぶり低水準」、こんな見出しが農業新聞の第1面に踊っていた・・・逆に見れば36年以上にわたって、これ以上の予算が注ぎ込まれてきたにもかかわらず、こんなに衰退している。だから、いくら補助金をつぎ込んでも効果はないというか、ほとんど効果のないことばかりに使われてきた。 



集落営農の戸別補償加算措置に反対

集落営農法人化に一律40万円の加算措置。 

耕作放棄地などに畑作物を作付けた場合に加算する再生利用加算は、平地が10アール2万円、条件不利地が10アール3万円とした。最長5年間交付する。 


集落営農では効率の悪い田畑は放棄されると思う。補助金目的で作付しても補助金がもらえなくなったらすぐに放棄するだろう。

そのため、農地を広くしたりする圃場整備にまたカネを要求する。
 
集落営農では、絶えずおしゃべりになるか、休憩ばかりするのではなかろうか。 

集落営農では誰か特定の農業者に一任する方向になるのだろうか。

それとも集落外の大規模農業者(法人)に一任する方向か。

外部からIターンで集落に移住してきて、その後に集落営農が始まると立場はどうなるだろうか。

集落営農は環境よりも経済を優先せざるをえないと思う。

集落営農は旧ソ連のソフホーズやコルホーズに似て、利益を出し続けることは難しいだろう。

集落営農の補助金はソフト事業ではなくハード事業ばかりに使われるのではなかろうか。たとえば道普請、大型機械の購入、圃場整備等。

集落営農→下水道、個人営農→合併処理浄化槽のような構図を感じる。個人営農の方が効率的で費用もかからない。個人営農を増やす施策の方が大切である。

個人で収益を上げれないのに共同ですればもっと収益は上がらないと思う。

集落営農は補助金とセットになっていて、補助金がなくなったら消滅に向かう。    
 


資本主義に搾取されない生き方

相変わらず朝日新聞は、現政権をぼろかすに書いているが、それなら他にどんな政権の選択肢があるだろうか。前政権などまっぴら御免である。

「改革の熱意しぼむ政権」と書いてあるが、足を引っ張られるばかりしているのだからそれも当然。しようにもできない状態。


雇用増ではなく自営増を政策として考えるべきだ。効果の全くない農業補助金は廃止すべきだと思う。集落営農補助金や中山間地補助金はその最たるものだと思う。農業も資本主義の大海原で弱肉強食にゆだねるべきだ。

雇用(自営)と、環境(里山の自然)と、農業(災害防御機能や風景価値)と、生きるための最低生存権の保障(生活保護や失業給付)の4つを同時に解決するのがベーシックインカムと思う。

ベーシックインカムで最低限の生活が保証されるなら、富の偏在もどういうことはない。

ベーシックインカムがあるなら消費税が12~15%でも問題はない。

ベーシックインカムで「頑張らない生き方」も多少は可能と思う。現在は資本主義に搾取されているので、生きていくために壮絶に働かざるをえない。

50年前に比べて、はるかに経済成長をしているはずだが、逆に生活は極めて厳しくなっている。時間にも追い立てられ、ライフライン料金は毎月4万円以上に高止まりし、働く場所は椅子取りゲームになり、新卒でうまく就職できなかったり失業すると、滑り台のように落ちてしまい、多くの人は這いあがれない。だからこそ、資本主義と無縁に生きる自給自足主義を可能にするベーシックインカム(現役世代の年金、1人80万円ほど)が必要であり、世代間格差をベーシックインカムで取り戻さない限り、若い世代の不利益は永遠に是正されない。


2030年 農業の旅→ranking

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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