FC2ブログ

あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

そこに竹林があるから

  
20101224_018.jpg

山仕事(援農してもらった山仕事)の6回目。今日は風が強かったので、焼却はせずに竹林整備だけにした。

クリスマスイブだからといって、農作業には何の関係もない。もちろん、土曜、日曜も農作業には何の関係もない。

Uさんも、キリスト教徒ではないからと言われるので、年内最後の山仕事を今日することにした。


竹がカネになるわけでもない。

竹を農作業に利用するわけでもない。 

竹林を整備しても、田んぼの日当たりがそれほど変わるわけではない。
 
竹林の石垣が見えるようになって、風景が少しよくなるだけ。

竹林の石垣の上に巣箱を置いても、ミツバチが入る保証はない。

竹林を整備しても後継者もいない。


それでも竹林を整備したいと思った。

一人ではとてもする気が起きなかったが、幸い、援農をしてもらえる。 

一度伐採すれば、その後の整備は毎年少し手を入れるだけでよい。

というか、今はイノシシが筍を食べて、伐採すると竹は再生しづらいので大事な竹は残す必要がある。


竹の伐採には結構時間がかかり、目に見えてはかどる作業ではない。

竹の伐採には危険も伴う。

竹を伐採すれば、その2倍を要する焼却時間がかかる。


あまり意味のない竹林整備か。

そんな暇な時間がよくあると思われるか。 

40年以上にわたって、ほとんど手が入っていない竹林であり、

今、竹林整備をしたからといって、40年後はまた元のもくあみになるかもしれない。 

整備した竹林も、57才なので後20年ほど風景が楽しめるだけだろう。

それでもできる状況にある今しておきたいと思った。

数年前まではこんな余裕はなかった。農業収入に直結する動き以外は極力避けてきた。


一昔前なら、竹林整備は冬の農閑期の仕事の一つだった。竹を農作業に利用することが多かったから。

荒れていく竹林

誰も入らなくなった竹林

利用価値のなくなった竹林

竹林所有者も好きなように使えばいいと言ってくださる。

多くの時間を費やして竹林整備をする理由は、
(1)イノシシとの緩衝地帯をもう少し広くするため
(2)石垣を毎日見て古の時代を感じたい
(3)石垣は巣箱の置場にもなる
(4)シイタケの原木置き場にも適する
(5)竹林に覆われていた椿も復活する

ただ、経済につながるとは思えない。

それでもするのは、そこに竹林があるから。 


2030年 農業の旅→
ranking








   


  
 


このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム

月別アーカイブ