FC2ブログ

あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

売上や収入にこだわらない選択

 
20101204_005.jpg 

巣箱の台座に落ちている巣クズの掃除をしようと思い、頭には麦わら帽子の防虫ネットをかぶり、手にはゴム手をつけて山に上がった。

巣門の出入りはなかったのに、開けて掃除を始めると、中のミツバチが怒り始めて、十数匹が顔のまわりをぶんぶんと飛び回り始めた。寒くなると怒りっぽくなるようだ。

 
 20101204_022.jpg 20101204_019.jpg

3つのペットボトルに26匹が入っていた。今回は右の画像のように蛾や蠅がたくさん入っていた。スズメバチは少なくなったので、次に仕掛けるのは3月下旬頃の予定。
 

20101204_010.jpg 

2頭飼うと個性の違いがよくわかる。オスは感情の起伏が顔によく表れるが、メスはあまり表さない。兄弟なのでオスは去勢をしたが、メス、去勢オスというコンビは、メス2頭のコンビよりいいかもしれない。

兄弟ではないメス、オスの組み合わせは、オスの凶暴さと大きさと異臭の3点から初心者が飼うのは難しいように思う。もしオスを飼う予定なら、飼っている人を訪ねて、発情期(9月~12月)のオスの状況を見せてもらった方がいいと思う。


今日はキクイモとレタスとシュンギクの3種類を出荷した。キクイモは前日に収穫し、選別し、洗っておくが、昨日は出かけていたので、今日収穫し、選別し、洗い、袋詰めをした。シュンギクも株張り品種で黒マルチをしていなかったので、葉裏の泥はねを洗わざるをえず、やたらと時間がかかっている。

春夏作で洗う必要のある野菜はなく、袋詰めも秋冬作よりかなり素早くできるし、袋数も春夏作は秋冬作の2倍以上出せる。自分の場合、春夏作で稼いでおかないと秋冬作では稼げない。


メジャーな野菜をなぜ作らないのかとしばしば聞かれるが、メジャーな野菜は苦手だからと答えるしかない。だからキクイモのような、他の生産者が敬遠するような作物を出していくしかない。ただ、メジャーな野菜をたくさんは作れないが、少し多い程度ならさほど負担を感じずに作れる。

だから「お客さんが欲しがり、売れるものを作る」ということは、王道だが自分には難しい。

それを克服しようと努力することは、あまり気が進まない。自分の比較的得意と思える野菜を中心に今後も作っていくだろう。

メジャーな野菜を上手に作って多量に出荷するような人は、メジャーでない野菜も上手に作って多種類出してくる。例えばアイスプラントとか赤カブとかこの時期に出すトウガンやナンキン等。だからいずれにしても上手な人にはかなわない。農業を始めて3~4年の人がいつの間にか追い抜いている。

しかしそれは単に個性。

農業は稼いでいる金額が全てではなく、売上や収入だけにこだわらない選択をしている人も多い。

無農薬や無化学肥料にこだわって一切使わない人

不耕起栽培に徹底している人

環境問題等から黒マルチ等を一切使わない人

農業にはいろんな生き方をしている人がいて、驚くほど多様である。

めざす方向が異なると参考にならない(したくない)ことも多いが、一つ垣根を越えてみると新しい発見があったりする。
 


2030年 農業の旅→ranking



このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム

月別アーカイブ