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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

安定していても安住してはいけなかった

  
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鳥インフルエンザは確かに怖い。一昔前には「ニューカッスル病」というニワトリの怖い病気があったが、今は鳥インフルエンザである。

日本で初めて鳥インフルエンザが発生してまだ7年ほどの歳月しか経過していない。

原因は野鳥だろうか。違うと思う。

我が家のニワトリは4坪半の小屋の中に閉じ込めているので野鳥との接触はないが、野菜クズや雑草を大量に小屋に持ち込むので、野鳥の糞を介しての接触はかなりあると思う。

仮に接触があったとしても、青菜のパワーと、おいしい簡易水道の水と、早朝から浴びる太陽によって、鳥インフルエンザを蹴散らしてほしい。



昨晩は、ダイコンとキクイモとタマネギとシイタケと肉だんご少々を入れて、おでん風の煮物を作った。今朝も少し食べ、昼も食べた。そして夜、家人の帰りが遅いので一人早く食べた。卵を1個落として。さすがに今夜でなくなった。
 
こういうのを食べていると腹が立たない。身体にも心にもやさしい。キクイモは皮をむかずに煮ると何度あたため直しても煮崩れせず、とても柔らかい。タマネギとシイタケがいい味を出している。 
 


直売所出荷を始めて1年が経過したが、まだもたもたしている。去年の今頃、来年こそはと思ったのに、どうもうまくいかず、今年もまた来年こそはと思っている。

それでもワンパック宅配だけで終わらずに、新しい出荷形態にトライできたことは、今後の人生に大いに役立つと思う。安定していても、安住してはいけないと思った。常に新しい何かを模索しつつ並行して現在の農業を続ける必要がある。



20年前、農業をスタートした頃の37才と、20年後の77才とでは、同じ20年の年の経過でも大きく違ってくるかもしれない。37才と現在の57才ではあまり違わない。

58才、59才、60才、61才という年の変わり目の4年間の生き方は、その後の人生に大きな影響を与えると思う。もちろん現役を続けるが、半農半XのXを見つける必要のある4年間でもある。



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月桂樹をおいしそうに食べるヤギ。ヤギの食性は成長とともに多少違ってくる。1年前は月桂樹はあまり食べなかった。

ヤギの本には「ツバキ」が好物と書いてあるが、うちのヤギはツバキはほとんど食べない。竹やぶの中には昔、大きな寺があったので、そのためか竹やぶの際や山にツバキが多い。
 

 
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転職を繰り返し、新たな就職口が見えなくなった時に農業がひらめいた。今の就職難の人たちに自営の道が想像できるだろうか。就職難でもサラリーマンの道しか見えない。だからきわめて生きづらい。

世界恐慌の時にアメリカの大統領が行った有名な「ニューディール政策」のような政策を、今の農業に起こせないだろうか。TPPに参加して、従来の農業補助金のあり方を一変して、自給自足支援型(ベーシックインカム型)に変えることができれば、新卒を含む多くの就職難民が救われる。

農業は成長産業でもなく、攻めの農業でもなく、競争産業でもなく、輸出産業でもなく、自給するための農業が本来の農業である。


ニワトリを飼っているから鳥インフルエンザは怖いし、ヤギを飼っているから口蹄疫も人ごとではない。1ヶ所に何万、何十万羽、あるいは何百、何千頭も飼う方法は誤っている。これは動物を飼う方法ではなく物を扱う方法である。

植物が会話するくらいだから、家畜も当然会話をしているはずだ。逆に人間がケージに閉じ込められて一生を送らなければならないとしたらどう感じるだろうか。


2030年 農業の旅→ranking

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在65才、農業歴29年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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