FC2ブログ

あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

菊池恵楓園  平良一洋さん(2)



にら粥や養生流転二十年




初蝶の色は白かと盲問ふ




故郷を追れし時のパナマ帽




目の見える如くに佇ちて阿蘇は秋




手紙書く妻に助言や炉の盲




眼ナ底に残れる視力葵咲く




壁越しに話して寒夜笑い合い




ぢぢとばば昼寝の枕ゆずり合ひ




菊芽さす助言右より左より




手土産の無花果松葉杖に吊り




ぽっかりと眼の開きそうや梅日和




かくれ住む小箪笥一つ百合活けて



平良一洋さんの略歴
明治33年6月沖縄平良市生れ。高等小学校卒。少年期に芦谷芦村著『短歌俳句少年作法』で俳句の初歩を学び、雑誌に投稿。この時期ハンセン病発症。昭和2年5月菊池恵楓園(当時、九州療養所)に入園。昭和8年3月に句作を始め、同年8月「ホトトギス」初入選。翌9年竹声に奨められ「草の花会」幹事に。昭和16年「鴫野」の同人。昭和27年より草野駝王に師事。「虚子先生の花鳥諷詠の精神にもとづいて培われ、一杉先生の崇高なる人間性にふれて成長し、開眼した』(あとがき)。両脚義足、盲の身を妻に支えられ句作に専念。30年間で俳誌に入選した句の数は2400句に及んだ。個人句集『盲導線』(昭和38年)、合同句集に『檜の蔭の聖父』(昭和10・九州療養所)『俳句三代集』(昭和15年)『草の花第二集』(昭和26年)など。



2030年 農業の旅→ranking



このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム

月別アーカイブ