あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

菊池恵楓園  芝 精さん(2)




盲ひわが無菌となりてつつがなく過せるいまも帰る家なし




面会の兄がさげこし椎茸が夕べの部屋に頻りに匂う




幾度か命絶たむと思ひしに盲ひとなりて二十年過ぎぬ




この朝は吹く風寒く窓鳴りて視力なき眼に枯野がうつる




わが生れし家に娘を残しきて病み古るうちに母が死にたり




この川に兄と遊びし日も遠し盲ひとなりて手を引かれきぬ




皮を剥ぐ指の失くして両の手に蜜柑を抱きわが口に寄す




訪れし兄と妹が眼の見えぬわれにわかりて涙こぼすらし




盲ひには盲ひのよさがあると言ひ逃ぐるが如く君去りてゆく




足病みて這ひ廻るこの二三日に膝の破れの大きくなりつ




2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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