あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

菊池恵楓園  山口秀男さん(2)




船乗に紡績女工に子をやりて石炭を選り働く母よ




わが病恐れて家に入れと言はぬ現実は母の冷めたかりけり




この十年一日休まず石炭を選り来し母の腰曲りきぬ




生きたしと言ひ続けつつ母の手に三日を抱かれ父逝きしとぞ




亡き父に手向けの花ぞ紫の菖蒲に宿す露のかなしも




H氏病病むわが戸籍抜くと言ひしに反対せし弟も胸病むといふ




寒風に吹きさらされて食を断つ患者留置所設置反対のため




炭坑に三十年を働きしわが母も今日より停年となる




堪へて来し己が心の淋しさをゆりおこしつつ冬の雨降る




もう行くかと力なき言葉ありありと甦へりくる父との別れ




心告げしわれを拒みてうつむきし汝が黒髪の匂ふがかなし



2030年 農業の旅→ranking


このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム

月別アーカイブ