FC2ブログ

あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

「里山イニシアティブ」と「TPP反対」の時代錯誤

 
20101021_077.jpg

巣箱を背面から移した画像。

日本の方向性の大きな誤りは、生物多様性会議で「SATOYAMA」を取り上げていることと、農協(農業新聞)が主体となってTPP(環太平洋経済連携協定)交渉への参加反対のキャンペーンを繰り広げていることの二つ。

里山はすでに、利用できるものが何もなくなった。今さらどうしようというのか。里山が日々の生活のための貴重な資源(ライフライン)を提供してくれていた50年前に時代を戻すこともできない。

里山はすでに、イノシシやシカやクマが君臨する害獣王国となり、夜間はとても近寄れない危険地帯である。

すでにどうしようもない状況の里山。今さら何をしようというのか。


TPP反対キャンペーンも時代に逆行している。こんなことをしていたら日本だけ取り残される。


 
20101021_031.jpg 20101021_018.jpg 

スムシとの攻防で、この巣箱が危機的になっている。それでも、寒さに向かう今の時期に逃去したら自殺行為になるから、このまま冬を越してくれるんじゃないかと言ってくれる人もいる。

ミツバチのストレスも顧みず、毎日のように巣門を開けて「巣クズの掃除」をしているが、それくらい毎日大量に落下している(右の画像)。

大小のスムシの幼虫も落下しているが、ミツバチの幼虫もかなり落下している。

スムシの成虫も左の画像のように、巣の下部に止まっているのが見える。

ハチの数も少なく、巣門からの出入りも、この巣箱だけごく少ない。スロー人さんが指摘してくださったように、このまま消滅してしまうのだろうか。

スムシから逃れるために、塊になっている女王蜂とその一群を別の巣箱に移し替えるのは無謀すぎるような気がするので、このまま状況を見守るしかない。

それにしても、こんなにたくさんの「巣クズ」が毎日落下しているのは、スムシの幼虫が蜜蝋を食べて、そのかすを落下させているように思う。他の2箱はこんなに落下していない。2週間に1度掃除をすれば十分なくらいの量である。
  

 
20101021_010.jpg 20101021_002.jpg 

池の土手にはセイタカアワダチソウが満開である。今の時期の貴重な密源のはずなのに、ミツバチの姿は全く見えなかった。
 


 20101021_111.jpg

ニワトリは高い場所の止まり木を好む。小さい頃から「工作」が極めて苦手で、この止まり木はUさんの援農で、この品種(岡崎おうはん)を導入する直前に作ってもらった。それまでの18年間は、産卵箱の前に1メートルほどの高さの止まり木を3本設置していただけだった。家畜福祉の立場からは失格。

止まり木を少し工夫するだけでも、ニワトリは随分と楽しんでいるだろう。

2030年 農業の旅→
ranking

  
   
   
   
 


このページのトップへ

コメント

初めまして。
いつもブログ更新を楽しみにしています。

内容は物凄く参考になり、30代後半になった私にとって非常に勇気付けられるものがあります。

お身体ご自愛下さい。
何の足しにもなりませんが、遠い場所で画面の向こう側から応援しています。

  • 2010/10/22(金) 17:42:55 |
  • URL |
  • 試験走行 #-
  • [編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム

月別アーカイブ