
犬や猫というペットを飼う余裕はない。ヤギはペットではなく一応、家畜である。ただ、家畜としての能力は乏しい。
(1)草刈の効果など草刈機に比べようもない。
(2)日常的に集落で飼われていた時代と異なり、売買は難しい。
(3)やはり「ヤギ乳」が一番の目的になるが、種付けのための移動や、生まれた子ヤギの処分を考えると、このまま風景効果や癒し効果の目的のみで飼うしかないのかなあと思う。
(4)放牧なので堆肥はとれないが、逆に手間は省ける。堆肥をとりたいなら小屋飼いにした方がよい。
部屋が片付かないのは、新聞の切り抜きの問題だとわかっているが、いつのまにかたまってしまい、全然片付かない。今日は半日、片づけに費やさざるをえなかった。
自由貿易協定(FTA)には大賛成である。一日も早く、日韓や日中韓の自由貿易協定を結ぶべきだと思う。
TPP(米国、豪州、シンガポールなど環太平洋8ヶ国で進めている関税撤廃の例外を認めないFTA)交渉への参加ももちろん検討すべきだ。
日本がTPPに参加すれば、関税による国境措置は効力を失い、米、麦、乳製品や牛肉など畜産物、砂糖など多くの農産物が壊滅的な打撃を受けることは必至だ。(農業新聞10月5日)
自動車やIT製品で世界に羽ばたいている韓国は米国、欧州連合(EU)とのFTAを来年にも発効させる見通しである。そうなれば米やEUとの間にFTAがない日本の企業は、輸出で不利になる。輸出産業が工場の海外移転に拍車をかければ、国内雇用はさらに損なわれかねない。TPPにはカナダや韓国の参加も見込まれる。ここで日本だけが置き去りにされることは避けなければならない。逆に日本がTPPに参加することで、日韓や日中韓のFTA交渉を刺激するかも知れない。(朝日新聞10月5日)
もちろん朝日新聞の方に賛成である。
安い農産物が入ってくれば消費者の多くが助かる。こんなに安いのかとびっくりするだろう。農家の損失は戸別所得補償制度でカバーできる。
ただ、戸別所得補償制度にも反対である。一部の農業者の利益にしかならないから。
失業者、非正社員、生活保護等、あらゆる低所得者層を網羅するにはベーシックインカムの支援が必要であり、戸別所得補償制度もベーシックインカムに統合すべきだと思う。もちろんあらゆる補助金もベーシックインカムに統合する。
広く、浅く、ベーシックインカムで支援することによって、誰でも自給自足的な農業に新規参入できる。
現役世代の年金(ベーシックインカム)は世代間の不平等の平均化でもある。