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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

ミツバチの最大の危機だった

    
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ミツバチを飼う適性が自分はかなり劣る。飼い始めてからすぐにそのことを意識していた。そして今日改めてそのことを感じさせられた。数人の人たちに支えられて、飼い続けることができている。

木工作家に注文していたスズメバチトラップの試作品ができて、ご夫婦で据え付けに来てくださった。

「大分ミツバチプロジェクト」をネットで検索して、それを見て作って欲しいと頼んでおいた。ボクはそれを見ても、どういう造りになっているのか、よく理解できなかったが、木工作家はすぐに理解されたようだった。

夕方、もう一度上がって見たら、スズメバチはまだワナに入っていなかったが、この4日間ほど全く出入りしていなかったミツバチが出入りを始めていた。

構造は、下の段のサンからは、ミツバチもスズメバチも出入りできるが、サンには「返し」がついていて、危険を感じたスズメバチが出ようとしても「返し」が邪魔をして出れない。逃げ場を求めて富士山型のジョウゴを伝って上の段に入ると、そこからはもう逃げれない。ミツバチは小さいので、サンから自由に出入りできるので、上の段に行くことは少ない。行ったとしても、上の段の金網から脱出できるようになっている。

このワナでスズメバチがしばしば捕まえれるようであれば、これは8月中旬~11月上旬の期間の必須の付属設備になると思う。

なお、ペットボトルのトラップで、今日は昨日の倍の十数匹を仕留めた。出入り口の穴を16ミリ四角と小さくしたこと、グレープジュースに変えたこと、グレープジュースの中に熟したイチジクを一かけら入れたこと等が功を奏したようだ。


この巣箱にまず最初に付属設備(試作品)を設置したのは、この巣箱だけ特にスズメバチが多かったからである。理由は今日までわからなかった。試作品を設置する前に、巣箱の中がどうなっているか内見してみようと、巣門を開けてみてびっくりした。相当数のミツバチの死骸と1匹の大スズメバチの死骸。そしてスムシ。


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とにかく、台座と巣門のある巣箱を新しいのと取り換えるために取り除いて、もう一度びっくり仰天。台座に穴が開いていて、そこからスズメバチがミツバチを狙っていたのだ。しかし、入ってしまったスズメバチはミツバチに「熱殺」されたようだ。1匹の死骸がそれを物語っている。スズメバチは容易には、この穴から巣箱の中には入れなかっただろう。

それにしても、スズメバチの凶暴性には恐れ入る。ここには元々「ふし」があり、この部分が弱いと見るや、左の画像のように「ふし」の周辺をかじって「ふし穴」を開けたようだ。スズメバチが楽に入れる大きさである。

注文して3日目にもう据え付けに来てくれたことに感謝しなければならない。すでに一刻の猶予もない状況だった。内見や据え付けをしていた1時間半ほどの間に、攻撃してきたスズメバチを5匹も奥さんが網で仕留めてくれた。

言い訳になるが、
(1)内見しようと巣門を開けると、台座にいつもミツバチがいっぱいで、スムシの状況をどうしてもチェックできなかった。見るにはミツバチを退かせる必要があった。しかし、退かせる方法がわからなかった。
(2)内見の時には決まって、開閉時に10匹以上のミツバチの犠牲を伴った。
(3)内見は、ミツバチに大きなストレスを与えるような気がした。  
       

  

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もうひとつの巣箱も一刻を争う状況だった。画像のようにスムシがうじゃうじゃ出てきた。ついでだから3箱とも内見しておこうと手伝ってもらったから発見できた。

実はこの巣箱も1ヶ月ほど前に採蜜した時に、巣門のすぐ上に巣箱を一つ挿入したが、その時にも巣門のある台座にミツバチが群がっていて、スムシの状況をチェックできなかった。チェックするにはミツバチを追い払う必要があり、手で払いのけるか、口風を吹いて追い払うという方法もあったが、そこまで執着しなかった。しかし今日の出来事で、スムシのチェックは必ず定期的にした方がいいと思った。


3つの巣箱のうち2つを危機一髪で救うことができた(逃去された前例もあるので、2週間ほど経過しないと判定は下せない)。火事の消火と同じくらい一刻を争う状況だったと思う。よくも逃げずに我慢してくれたと思う。探索バチが必死に逃げ場を探しただろうが、ここ以上の住居は見つからなかったのだろう。


ミツバチを飼い続けることは「甘くない」とつくづく感じさせられた。凡人にとってハードルは相当高い。ただ、逃去を防ぐポイントが見えてきつつある。
(1)大スズメバチをペットボトルのトラップで仕留める
(2)夏の暑さ対策
(3)スムシのチェック(内見)を定期的に必ず行う
(4)最も効果的な巣門のトラップ(今日の試作品)で捕まえることができれば、見回りは1日1回ですむ


逃去されなかったことで、引き続き、ミツバチを学ぶ機会が継続できた。サラリーマンをしながら15群ほどを6年も飼い続けている「スロー人」さんは、この過程をすべて乗り越えてきているのだろう。

ミツバチに関して、不得意なことがいっぱい出てくるのに、何とか越えられているのは、その時、その時に手を差し伸べてくれる人がいるから。

今日はまさに危機一髪だった。今は最大の試練だと思う。この1年を越えれれば大きな自信になる。

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コメント

フフフ~、
蜜蜂飼育は驚きの連続です~(~o~)

  • 2010/09/25(土) 07:10:02 |
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  • スロー人 #qbIq4rIg
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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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