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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

栗生楽泉園  秩父明水さん(4)




日に三度粥運び来るをみなあり今日は不機嫌にてもの言はず去る




泥沼の鈍き光を思ひ見ぬ吾癩院に落着かむとす




自由もなく平等もなくただ病むを歎きはかなみて憐れがられき




新薬プロミン施療を咽喉病む友に譲り負債果しし如く息づく




癩を病む白系露人この園にひそけく住めりその前を行く




清らかに今日より汝と契るべしなへし手握り合ふ聖壇の前に




さきはひは夢にかも似る春の夜の月に新妻とたづさはり出づ




唇の相触るる官能も知らざりきあわれ吾が婚断四十二歳一ヶ月



秩父明水さんの略歴
明治41年2月17日埼玉県生まれ。昭和7年聖バルナバ医院入院。7月24日受洗。昭和10年病状悪化して失明状態。11年「アララギ」入会。点字習得。昭和12年5月から斎藤茂吉の指導を受ける。完全に失明。昭和16年4月24日バルナバ医院解散に伴い栗生楽泉園入園。昭和20年「アララギ」復刊とともに土屋文明に師事。「新泉」「潮汐」「高原」で鹿児島寿蔵に師事する。昭和25年4月君代と結婚。昭和39年群馬県文学賞短歌の部受賞。昭和42年没。『高原歌集』(昭和12年)『雲遊ぶ山』(昭和31年)『盲導鈴』(昭和32年)『山霧』(昭和41年)『三つの門』(昭和45年)『ハンセン療養所歌人全集』(昭和63年)




2030年 農業の旅→ranking



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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