FC2ブログ

あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

池の水と「畝間灌水」


期待していた台風の雨も、当地ではほんの少ししか降らず、田んぼはすでに乾ききった状態。

ダイコンやカブの種蒔き適期(当地では9月13日~9月15日の3日間)が目前なのに、種蒔きもできそうにない。

そして、まだ蒔いてもいないのに、アブラナ科野菜の最大の害虫である「ダイコンサルハムシ」を見かけた。この害虫はアブラナ科野菜の種蒔き適期が近づいてくると、「待ってました」といわんばかりに出現する。

他の農業者たちは、どうやってこの害虫を防いでいるのだろう。ボクは「ディープテレックス」という粉剤をガーゼに入れて、発芽すると同時に使う。1日遅れると壊滅状態になる。



毎日続けている井戸水のポンプアップが身体的にしんどくなった。来年は10アール分を土木委員さんに申請して「池の水」を使わせてもらおう思う。

池の水を使わせてもらえば、水路から水を引いて「畝間灌水」ができる。そうするには、畝間灌水がしやすいような田んぼを選び、1枚の田んぼの中でも水路に近い場所にその作物の畝を作る必要がある。水路から遠ければそれだけ時間がかかり、水も無駄になる。

10アールで3千円ほどだから安い。12年前に井戸ができてからは池の水は全く利用しなかったが、今年のような渇水は身体にこたえる。水路から畝間灌水ができれば、4~5日に1度、3時間ほど引水するだけで、ポンプアップしていた時間(井戸水が少ない時は30分、多い時は90分)がすべて農作業にまわせるので大いに助かる。

今まで何でそうしなかったかと問われると、「池の水があまりきれいでない」という意識があったかもしれない。池の水は足らなくなると、岡山三大河川の一つ吉井川からポンプアップできる設備が整っている。これでは「ため池」ではなく単なる「貯水槽?」。それでもそんなことを言っていたらきりがない。産地の「畑灌」は全てそうした設備だから。






20100911_018.jpg 20100911_022.jpg 
 
深い眠りについている蚕7頭。3頭は枯れた桑の下にいて、2頭だけ見える。2頭の右隅に1頭、そして画像には見えないが広告で作った筒の中に1頭。

9月末に誕生予定の2代目は、稲の苗箱で飼おうと思う。繭作りのための区画も「竹ぼうき」で代用できるようなので、苗箱の上に竹の笹を束ねて置く簡素なものにしたい。

繭は1つが2グラムほど。1キロ(約500個)の価格は180円ほどらしい。ここに国から1キロ当たり約1400円の補てん金が加わる。ただ、補てん金は今年度が最後。来年度は生産から小売りまでの連携による取り組みを支援する新対策に移行する。(農業新聞9月3日)

500個の繭が180円・・・常に海外の安い生糸との競合にさらされてきたらしいが、それにしても安すぎる。


2030年 農業の旅→ranking

このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム

月別アーカイブ