あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

野生の修羅



IMG_8300_2017102316561241d.jpg
 IMG_8289_20171023165555ea7.jpg IMG_8283_20171023165553a14.jpg 
 
台風の進路が四国沖から紀伊半島の方面に抜けるコースだったので、そうたいした風は吹かないだろうと思っていたが、夜9時半がまわった頃から、猛烈に吹き始めた。こうなると、巣箱が心配でならなかった。前回の台風の時、PPバンドを十文字に巣箱に渡しているとはいえ、前回はそんなに風が吹かなかった。

何群か倒れているかも知れないと思い、今朝は田んぼに行きたくなかった。行くのが怖かった。

遠くから眼をこらしてみると、PPバンドがピンと張っていて、倒れていないと分かった。近づいて確認しながら、思わず両手を合わせた。2群めも無事で、山の3、4、5群も無事だった。

野菜は大きな被害を受けたが、ミツバチが無事だったので、他の被害は気にならなかった。

ジュース200CC、酢と酒を各50CC入れたペットボトルのスズメバチ捕獲器3つを持って、昼からまた山に上ったら、その中の一群がみょうに騒々しい。よく見たら、底板と置台(黄色のコンテナ)に百匹以上と思えるミツバチが死んでいる。そして取っ組み合いの喧嘩も何ヵ所かでしている。

画像の群はスズメバチに襲われて籠城時間が長くなった最も弱い群だったが、昨日の台風で住居を失ったらしい、どこかよその群が、この弱小群の住居を奪い取る攻撃をしかけているようだった。

ミツバチ同士が喧嘩(戦争)をしているのをいいことに、スズメバチが頻繁に襲いに来ていたので、20分ほどその場にいて、ラケットで応戦した。

いったん田んぼに下りて倒れた野菜を起こしたりしながら、2時間ほどして再度上がって見たら、まだ同じような状態が続いていた。

様子から、この群が他所の群と入れ替わったような気がする。

近くに空き箱(待受け箱)も数個設置していたが、10月下旬というこの時期だから、ゼロから巣作りする余裕はなく、よその巣を奪って住むという行動に出たのだろう。

昨晩の台風で住居を失ったことが原因と思う。強群が弱小群にとってかわったと思うが、これがいいことだったのか、悪いことだったのか、よくわからない。

それにしても、同類なのに、野生のすさまじい「修羅場」に出くわした。



2030年 農業の旅→ranking



このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム