あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

栗生楽泉園  田中美佐夫さん(8)




残雪を捜して歩くつえの先




視力消えてまぶたに残る山があり




耳たぶをメスにまかせる菌検査




まひの手に代わりチャンネル回す義歯




まひの手はインターホンをあごで押す




点字うつ音さわやかにきょうも晴れ




目の見えたころの形でいる帽子




ふるさとの夢そばがらのまくらする




友の通夜雪もちらちら泣いてくれ



田中美佐夫さんの略歴
明治41年農家の生まれ。昭和3年21歳のとき発病。昭和6年湯之沢で点灸と大風子油治療を受ける。東京の病人宿で点灸の「色さまし」をしたのち8ヵ月ぶりに帰宅。11年から病状悪化、視力低下。13年5月湯之沢バルナバ医院で治療。11月栗生楽泉園入園。昭和14年春失明。昭和41年高原短歌会入会。42年菌陰性となる。『山霧』(昭和41年)『冬の花』(昭和53年)『ハンセン療養所歌人全集』(昭和63年)『凍雪』(昭和63年)『十月ぐみの歌』(平成元年)『高原短歌会合同歌集』(平成4年)第二歌集『向日葵通り』川柳句集に『視力ない車椅子』(平成6年)



2030年 農業の旅→ranking

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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