あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

栗生楽泉園  松崎水星さん(8)




入浴の留守に果汁配りしは看護婦かコップに薬包紙の蓋をしてあり




何処にて録音したるかアララギの歌を読みつぐ看護婦の声




腹立てず素直に過ぎむ生き方も父の晩年の性に似て来ぬ




看護婦生徒都市に職場を求めゆき癩園に残らむは唯三人と聞く




今年また雪庭に来て讃歌唱ふ癩女らの声心に沁みつ




送り来し林檎の箱の籾がらに吾が故郷の土の香ぞする




看護婦二人吾等二十四人の膳運ぶ思へばぼんやり病みてもゐられず




大掃除一段落つきしと看護婦が蜜柑むきくれぬ何も出来ぬ吾に




舌をもて探れどつひに読み得ねば点字亜鉛版に吾が涙落つ




大工せし六十七歳のこの翁ベッドに腹掛かけて臥しゐる




2030年 農業の旅→ranking

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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