あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

栗生楽泉園  古川時夫さん(12)



谷越えて友が摘みこし鈴蘭をかめにさしたり溢るるばかり




らい園に病みつぐわれは給食のアイスクリーム食いぬ二十年ぶり




大いなる拡張管の挿入に二人の医師はまどえるごとし




せばまりし気管容易に拡がらず今年に入りて十五たびの手術




かぐわしく春は匂えり掌に乗せてもらいしたらの芽料理




カニューレをはずす手術を明日にひかえ看護増員の闘争に加わる




塞ぐよと声をかけくれて先生はわれの気管を縫いはじめたり




わが咽喉に十七年間使用せしカニューレのかず百を越すらん




盲人将棋われもようやく覚えきてこの頃駒の重ね打ちせず




部屋隅に友の亡骸安置して通夜はじまるをわれら待ちおり




祭壇の十字架に名を記すとき友の本名はじめて知りぬ




2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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