あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

ミツバチの今



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現在、5群の蜜蜂が元気に夏を越えようとしている。




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上の群と10メートルも離れていない、大きな杉の木の2メートほどの高さの樹皮に、「モンスズメバチ」の長さ60センチ以上あるハチの巣があるが、この外敵にも十分対抗できている。


田んぼの2群は1日に3~4回ほど見回るが、山の3群は1~2日に1回の見回りである。

しばしば見回っていると、状況の微妙な変化もわかる。

7~10日に1度は、最下段の開閉扉を開けて底板の掃除をする。掃除をする時は防御ネットをかぶり、厚手のゴム手をつけ、上半身は合羽を着る。

掃除はたいてい午前6時~6時半頃の間にしている。理由は、まだ蜂の動きが活発でなく、最下段の横穴にさほど蜂がむらがっていないので、開閉扉が開けやすい。10匹くらいなら、口で風を送れば中へ入っていく。

掃除の時は、1匹も犠牲を出さないことが理想だが、2~3匹は、掃除をする「ひっかき棒」でつぶしてしまうことがある。

日々の定期見回りでは、蜘蛛の巣を払うことと、今の時期はカマキリが巣門に居座っていることがあるので、見つければ捕殺する。

カマキリは大切な益虫であるが、ミツバチにとっては外敵であり、ちょっとの時間でも数十匹の犠牲が出ると思う。カマキリは動きがにぶいように見えて、とても俊敏である。

スズメバチは見つけ次第、百均で買ったバドミントンのラケットで叩き落とす。獲物(蜜蜂)に夢中なので、比較的叩きやすい。

ミツバチには何の支援もできないが、日々見回ることによって微妙な変化に気づき、蜘蛛の巣、カマキリ、スズメバチ等の天敵をたった1~2匹でも仕留めて側面支援をする。


ミツバチが5群もいてくれることは、とても楽しいし、けなげな動きを見ていると、癒される。

当地での天王山と位置付けている7月中旬~9月中旬の2ヶ月を大過なく乗り越えて、無事に秋のお彼岸を迎えれたら、越冬は夏越えよりリスクがかなり小さいと認識している。

7月中旬~9月中旬の2ヶ月間は、巣もあまり伸びず、蜂数も一進一退を繰り返すようだ。貯蜜を食べながら夏を越すことも多いようなので、貯蜜は夏の間に減るようにも思う。

今年捕獲、あるいは入居した群は採蜜の予定はないが、巣の伸び具合によっては、10月末までに採蜜をする。理由は「6段重ね」にはできないし、来春に巣をのばすスペースも1箱分(1段分)くらいは余裕が必要だから。現時点で5群とも「5段重ね」になっているので、5段目に巣が伸びてきたら採蜜をする。

とにかく採蜜は二の次で、「いかに来春の分蜂をうまく迎えれるか」を重点とする。

分蜂期が始まる前の3月に「蜂児持ち出し」が続いて、分蜂ができなかったり、消滅することが「毎年2群」ほど発生するので、仮に現在の5群がすべて越冬しても、順調に分蜂をしてくれるのは3群と捉えている。

蜂児持ち出しは、春から始まる除草剤や農薬散布にあたった蜜源を巣に持帰り、それを与えられた幼虫が死に、死骸を巣箱の外に持ち出す。これが繰り返されると、分蜂のための蜂数が増えず、分蜂しなかったり、もしくは消滅する。


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毎度!蜂さん元気で何よりです。遂に蜂浪人となりました。来年は宜しく!です!!

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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