あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

身延深敬園  大沢龍造さん



いつの日に果てる悩みかいたつきの座にゐて終日蝉を聞くなり




癒え難き病ひと知りてなほ更に吾が身いとしも今日此の頃を




空想がとぎれて宵の庭に鳴く馬追のこゑ闇に満ちたり




真昼日の波雲東に寄りてゆく紅葉の峰をゆるく越えつつ




石一つはげしく蹴れば昂ぶれる吾が感情の静まりてゆく




灯を消せば夜毎出で来て仏前の飯を喰いゆく鼠らのあり




年若き療友の眠りは安らなり雪の夜更をかそかなるいびき




杉山の沢の中なる日溜りに小さき土筆の群がりて萌ゆ




今去りて亦いつか来む此の家の門辺に佇ちて我は見返る




夏の富士電車の窓の右に見つ左に見つつ甲斐に入り来る



大沢龍造さんの略歴
身延深敬園。『河鹿集』第二集(昭和28年)『陸の中の島』(1956年)『河鹿集』第三集(昭和33年)


2030年 農業の旅→ranking

このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム