あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

身延深敬園  甲斐駒雄さん(2)




汚物桶洗へばいつも集ひ来て馴れたる鮒は餌をせせりあふ




購買部に氷水売るゆとり出て園内とみに活気づきたり




義歯義眼移植の眉も整へばときには故郷に帰りてみたし




漬物のおもしを求め谷川をどこまでも行く気に叶ふまで




糸ほどに下弦の月の光り見え空の極みはいま明けてゆく




やうやくに倒せし樅の切株に腰をおろして年輪かぞふ




大き樅倒せしところ明るくて部屋一ぱいに冬陽入りくる




映画観に出はらへる後視力なき療友とひとつのラジオ娯しむ




池の端のすももの古木眼のうすき吾が行交ひの目標となる



甲斐駒雄さんの略歴
身延深敬園。『陸の中の島』(1956年)『河鹿集』第三集(昭和33年)『河鹿集』第四集(昭和38年)


2030年 農業の旅→ranking



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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