あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

身延深敬園  山川草木さん(2)



母そはの作り給ひしやはらかき布団に吾は病む身養ふ




かた手間に時計修理す癩癒えて世に出る希みなほもすて得ず




から梅雨の暑さにあわてすだれあむ妻と二人の新しき部屋




接木せし柿の若枝は伸びしやと少し無理して試歩を伸ばしぬ





バケツに植ゑて実れる稲ありて粥が一食分ありと友は言ふ




友のくれし金魚が小さき水鉢に浮きつ沈みつしてただ一尾




衣類買ふ時すら柵のへだてあり手をふれし物は買はねばならず




身の廻り整へて眉植毛の手術まつ君のいきいきと見ゆ





六十路なる母がいまなほ山畑に鍬をふるひて吾を待つとふ




金魚鉢泳ぎ廻れる出目金が鉢いっぱいに映るをりをり




足どりの軽く帰りゆく看護婦の一家の夕餉楽しかるべし




木を担ぐ吾に触れてもためらはず手伝ひくれし土方の一人



山川草木さんの略歴
身延深敬園。『陸の中の島』(1956年)『河鹿集』第三集(昭和33年)『河鹿集』第四集(昭和38年)




2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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