あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

身延深敬園  松浦扇風さん(6)



厚き獣皮腰にぶら下げ癩園をきらはずに来る
そまも老いたり
(注)杣とは林業従事者(きこり)






綱脇元和先生の御逝去を悼みて
到着の遺体を迎へ声あげて哭く人人に夜の雪降る




内臓は研究資料に献げしと軽き遺体をわれらかなしむ




星多き冬の夜空に煙あぐる荼毘所に女の泣く声がする




吐きし血を妻には言はず片附けにかかりて夜の縁を這ずる




病む妻に着替へさせゐて指一節断ちしばかりの吾が手に気づく




三十余年ぶりに乗りたる自動車の心地よく向ふ富士は晴れたり



松浦扇風さんの略歴
明治37年生まれ。昭和14年身延深敬園入園。「樹海」「創作」所属。昭和49年没。『河鹿集』第二輯(昭和28年)『陸の中の島』(1956年)『河鹿集』第三集(昭和33年)『河鹿集』第四集(昭和38年)『ハンセン療養所歌人全集』(昭和63年)


2030年 農業の旅→ranking




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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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