あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

多摩全生園  児島宗子さん(3)



亡き母の形見の袷着て病めり




七夕や我に母恋ふ句の多し




癩かなし墓参するさへ人目避け




盆提灯ともせば母と居るごとし




母の名はユキ雪降れば母憶ふ




初風呂に無菌となりし身を沈む




向日葵に日がな覗かれ病み籠る




検温の看護婦花の窓ひらく




垣間見る生家の庭に柿熟るる



児島宗子(本名・児島惣治)さんの略歴
多摩全生園 大正9年大阪生まれ。少年時より俳句に興味をもち作句。昭和8年夏突然罹病。発病即強制収容の時代ゆえ多摩全生園に入所。昭和10年頃より園内で斎藤俳小星、本田一杉の指導を受ける。幸い症状も軽かったので13年秋退園を許され社会復帰。4年後の秋に再発。絶望の果てに自殺を図るが未遂、再度全生園へ戻る。24年プロミン効果で後遺症は残ったが無菌となり症状回復。以来、東村山の療園に一生を託し、不自由寮の付き添いや盲人会館の書記世話役、代筆・代読、ときには厚生省や国会の陳情に同伴。俳歴は29年「若葉」の誌友となり富安風生に師事。49年「若葉」第12回艸魚賞を受賞。50年「若葉」同人、近藤忠主宰「雲海」同人。53年俳人協会に入会。個人句集『望郷』(平成元年)を発刊。


2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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