あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

多摩全生園  渡辺城山さん(3)




花の種子蒔いて世にあるおもひかな




不具の手を逃げころげたるみかんかな




祭り酒酌み合ふ古き顔も減り



渡辺城山さんの略歴
多摩全生園 大正3年宇都宮生れ。小学6年生(13歳)で父を亡くし母親と一緒に石切りの仕事に従事。昭和6年17歳の夏ハンセン病罹患が皮膚科専門病院で判明、多摩全生園に入園。昭和9年頃句作を始め、芽生会の若手として嘱望される。16年以降、患者の医療や生活防衛に活動。昭和12年、所内結婚。昭和20年代後半病を重くし、27年頃両眼を失明、顔面四肢、さらに咽頭を病魔が襲う。51年に及ぶ療養のうち30年余は臥床の状態であったが、園内で結婚した”軽不自由者”である夫人の献身的な介護で怯まず病魔と闘う。「雪折れから芽が出る。同じようにじっとこらえていると新しい希望が生れる」(渡辺「私の自叙伝」)と自らを励まし不撓の精神を持ち続けた。句活動は、「山桜」「多摩」「芽生」などの句誌に投句。40年代は病苦のため句会から一時退くが、50年代再度作句に戻り「読売俳壇」「多摩」などに投稿。昭和58年逝去。作品に合同句集『芽生』(昭和32年)、遺句集『闘病鬼』(昭和58年)。



2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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