あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

多摩全生園  桂 玲人さん



昼蚊帳の底に病みをり麦の秋




並び寝のベッドの裾に月歩む




運び行く菊に従ふ小さき蝶




郭公や樹海は朝の霧吐ける




嘘交ぜて母の炉話美しく




秋風やわれと古りたる傷一つ




虹を見る窓に病人顔重ね




揺るるとき鉄砲百合は蜂を吐く




好きな句を点字に打ちて長き夜を



桂玲人さんの略歴
多摩全生園 明治38年東京生まれ。徴兵検査甲種合格。騎兵隊に入営中ハンセン病に罹り神山復生病院に入院。昭和6年、26歳で全生病院に転院。入院後の経過は良好で症状は停止治癒状態。全生園歌舞団で素人俳優として活躍、団長となる。昭和7年秋より斎藤俳小星、田中陀湖に師事し俳句を始める。昭和9年、「山桜」「芽生」に投句。以後、「ホトトギス」「馬酔木」「鴫野」などに投句。昭和16年に全生俳句会会長に。昭和27年に皆吉爽雨の「雪解」同人となる。文芸だけではなく、政治行政面でも手腕をみせ、全生患者自治会会長、東京都人会会長などを歴任。『句集菊守』(昭和44年)。



2030年 農業の旅→ranking


このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム